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田村市にある神社の屋根裏に作ったキイロスズメバチの巣を2008年10月下旬に駆除しました。そのとき、2度目の悲劇が起こりました。
駆除前に天井裏のどのへんにキイロスズメバチの巣があるかを確認している作業中にキイロスズメバチに左腕を刺されました。さらに、あわてたところで髪の毛にも潜られて軽く刺されてしまいました。
この日は天気が良くて暑かったので半袖・無帽でスズメバチの巣の確認作業をしていました。巣の位置を正確に知るため外壁を叩いて、どこからスズメバチたちが出てくるか探っていました。
外壁を叩かれて危険を察知したスズメバチたちが天井裏から次々と出てきて、ブンブンと飛び回っておしっこのようなものもバラまいています。
このおしっこのようなものは、仲間に異常事態を知らせる警報フェロモンです。この警報フェロモンが身体に付着していると攻撃対象になります。
これが、巣の確認作業中に私の体に降りかかっていたと考えると、その後に次々と起こったスズメバチの攻撃も納得がゆきます。
さらに、活動のピークを迎えている10月のキイロスズメバチの巨大な巣ですから、ちょっとでも刺激をしようものなら ただではすみません。
さわいで群れているスズメバチから離れて単独行動でフワフワと近づいてきたスズメバチがいました。このスズメバチと目があった瞬間、殺気を感じて「危ない」と思い危機を逃れようと動いてしまいました。
さらに、スズメバチがフワフワと近づいてきて目前にきた瞬間、目にもとまらぬ直線的なミサイル攻撃で見事に半袖から肌がでている左腕を刺していました
スズメバチが単独でフワフワとまとわりつくように近づいてくるのも刺す前の攻撃パターンの一つのようで対応を誤ると刺されます。
スズメバチの巣がすぐ近くにあって、そこから出てきたスズメバチが興奮した様子でブンブンと飛び回っているところに近づくのは危険です!
当然のことですが、スズメバチがいるような場所で行動するときは、肌をできるだけ隠す身なりをすべきです!
さらに、危機的な状況が続いていました。腕をスズメバチに刺されて気が動転していたところに、別のスズメバチが帽子をかぶっていなかった髪の毛に潜り込んできました。
頭の髪の毛の中でブンブンいっています。あわてて髪の毛からスズメバチを払えたので、なんとかかすり傷で済みました。
帽子はかぶるべきです!!
スズメバチが巣の近くで興奮状態にあるようだったら、巣に近づかないことです!スズメバチの興奮状態の圏内にいたら、そこから早く遠ざかることです!!
このたびは、スズメバチに刺されることが2度目ですから何か身体に異変が起こる可能性が高まっています。最も怖ったのは、スズメバチの毒そのものよりも、それが引き金になって引き起こすハチ毒アレルギーのアナエラキシーショックでした。
スズメバチに刺されてみないと、その後に自分の身体がどのように反応するか分からないと言われていますので不気味です。このことが、恐怖感を一層高めていました。
先ずは、スズメバチに刺された部分から毒を絞り出し、水で洗い流すこと(ハチ毒は水に溶けやすい)を繰りかえし、症状を軽くしようとしました。
「アナフェラキシー症状」である「全身のじんましん等の皮膚症状や吐き気・嘔吐、腹痛、下痢等の消化器症状、動悸、しびれ、むくみ」が出てくるはずです。症状が出てきたら、すぐに病院に行かなければと覚悟して経過を見守りました。
幸運にも このときのわたしには、何の異常もありませんでした。丈夫に生んで育ててくれた両親に感謝です。
刺されてから数時間ほど経っていましたが、病院の皮膚科にも行きました。
キイロスズメバチに刺されてから6時間後の左腕の症状は、赤くなっている部分が広がり、左腕全体が少しはれてきました。
キイロスズメバチに刺されてから1日後の左腕の症状は、病院で治療したけれど左腕全体が真赤になってパンパンにはれあがっていました。
スズメバチに刺されてから1日後には、左腕全体が真赤になってパンパンにはれあがっていました。
しかし、ハチ毒をしぼりださず、病院にも行ってなかったら、もっとはれあがっていたかもしれません。
体験記1:スズメバチに刺された初体験2008年の8月のある暑い夏の日に生まれて初めてキイロスズバチに刺されました。防護服を着用し、建設中のログハウスの天井に作られた巣に戻ってくるスズメバチたちを粘着板で捕虫していました。粘着板でベタベタになったスズメバチ駆除専用の右手袋をはずし、素手で粘着板を持ち捕虫しているときに右手を刺されました。
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