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ハチ駆除の専門家としては恥ずかしい限りですが、ハチに刺された私の体験を紹介します。
2008年の8月のある暑い夏の日に生まれて初めてキイロスズバチに刺されました。それは、田村市で建設中のログハウスの天井に作られたキイロスズメバチの巣を駆除しているときに起こりました。
キイロスズメバチの巣は引っ越し巣で、巣内の幼虫の大きさから考えて3週間前から巣を作り始めていたようです。巣を出入りするスズメバチは活発な動きをしていました。
この引っ越し巣の駆除中に刺されました。
この毒針で刺されました。
防護服を着た完全装備で巣に戻ってくるスズメバチたちを粘着板で捕虫していました。そのうち、ハチ駆除専用手袋が粘着板でベタベタになったので、右手袋をはずして素手で粘着板を持ち捕虫していました。
一匹のキイロスズメバチを捕虫しようと粘着板をふりかざしたとき、そのスズメバチが身体を翻したと思ったら攻撃態勢になっているじゃないですか。
目と目が合い「これはやられる」と思った瞬間に右手にチクリという痛みが走りました。このようなちょっとした油断が原因でハチ刺されの初体験をしました。
スズメバチに刺された場所は、右手の手の平側で小指の付け根です。
ポリズンリームバーを用いて毒を吸い取り、水で洗うことを数回ほど繰り返す応急処置は取りました。
刺されてから2時間後には、しびれが手のひら全体に感じるようになりました。
刺されてから1日後、刺された部分が痛かゆく、右手がはれてきました。
刺されて2日目になると、1日目よりも右手全体がはれてきました。
スズメバチに刺されて2日目の手の平側(矢印は刺された部分)
スズメバチに刺されて2日目の手の平側(矢印は刺された部分)
スズメバチに刺されてから4日目になると、はれもだいぶひいてきました。小指がむしょうにかゆくてたまらず、かくと赤くはれあがったようになりました。
スズメバチに刺されて4日目の手の平側
スズメバチに刺されて4日目の手の甲側
スズメバチに刺されてから5日目には、かゆみは残りますが、痛みも消え、はれもひいてきました。
この体験をしたことにより、スズメバチ駆除は決して油断しないことを肝に銘じました。
神社の屋根裏に作っていたキイロスズメバチの巣を確認する作業中に左腕を刺されなした。さらに、あわてたところで髪の毛にも潜られて軽く刺されました。初体験から2か月後に2度目の悲劇が起こりました。
土中に作られたオオスズメバチの巣を駆除中に防護服を着ていても刺されました。蜂の巣の撤去作業で地面に右ひざをついた瞬間、その地面にいたオオスズメバチに刺されました。刺された直後の応急処置を紹介します。
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スズメバチの専門家として「スズメバチの生態」を解説しています。