磐梯町の菅原さんは、留守宅でシルバー人材センターさんに庭の除草と生垣の剪定を依頼しました。その時に生垣の２か所にスズメバチの巣があることがわかりました。

１個のスズメバチの巣は見えているが、もう１個のスズメバチの巣は生垣の枝葉に埋もれて見えないとのことでスズメバチ駆除を依頼されました（２０２４年１０月中旬）。

スズメバチ駆除を依頼された翌日に現場に向かいました。生垣は道路沿いにあったので、通行人には危険な状況でした。スズメバチは、おとなしい性格のコガタスズメバチでした。

スズメバチの巣は２個とも生垣の枝に包み込まれるように作られていました。駆除作業中に枝葉を少しでも揺すってしまうと、巣にその振動が伝わって巣の中からスズメバチがゾロゾロと出てきます。それを避けるためにロングノズルを使って枝の隙間をぬうようして巣穴から殺虫剤を巣の中に注入します。

スズメバチが巣穴から外に出てこなくなったところで巣の撤去作業を行います。そして巣跡に外出から戻ってくるスズメバチを粘着板で捕虫して、その粘着板を巣跡に設置します。

すると、粘着板に捕虫されたスズメバチに戻ってきたスズメバチが次々に誘引されてくっついていきます。これで巣跡に戻るスズメバチ対策としています。

ルイワンでは、同一家屋で２個以上の蜂の巣を駆除する料金は、２個目から通常の見積額の半額にしています。この事例では、通常の駆除料金（税抜）は、それぞれ１８,０００円と１６,０００円でした。合計駆除料金（税抜）は３４,０００円です。

ところが、ルイワンの駆除料金（税抜）の計算は、１８,０００円＋１６,０００円÷２＝２６,０００円となります。駆除料金（税抜）は、３４,０００円よりも８,０００円安い２６,０００円となりました。

千葉さんは、東京に在住しており、月に１度は留守宅の管理のために定期的に来ているとのこと。「野良仕事をしてカマを片付けていたら３匹のスズメバチが出てきて、すぐに軒下の巣に戻ったのでスズメバチの巣を見つけることができました。過去に、お母さんが元気な時にルイワンさんにスズメバチ駆除を頼んだ記録が残っていたので、迷わずにお願いしました」とスズメバチの巣駆除を依頼されました（２０２４年８月中旬）。

スズメバチは、性格がおとなしいコガタスズメバチです。１階の軒下に直径１５ｃｍほどの巣を作っていました。脚立を設置せずに地上からスズメバチの巣の駆除ができると判断して駆除作業を進めました。

先ずは、スズメバチの巣の巣穴からロングノズルを挿入して殺虫剤を中に注入しました。最初に巣の中のスズメバチをしっかり駆除しないと、巣の中にいるスズメバチが異変を察知して一瞬で一斉に外に飛び出してきて攻撃されることになります。

巣の中からスズメバチが出てこなくなったところで、独自の捕虫ネットでハチの巣をひっかけて撤去します。続いて撤去跡に残った巣の残渣を削り取りました。

日中の駆除でしたので、外出していたスズメバチが巣跡に戻って来ます。その対策は、戻ってきたスズメバチを粘着板で捕虫し、その粘着板を巣跡に設置します。すると、戻ってきたスズメバチは粘着板に捕虫されていたスズメバチに誘引されて粘着板に次々にくっついていきます。この方法は、巣跡に戻ってくるスズメバチ対策として非常に有効です。

千葉さんにコガタスズメバチの生態について撤去した巣を解体しながら説明しました。巣の中には巣盤が１層しかなく、８月中旬のコガタスズメバチの巣としては、生育が遅れ気味でした。