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田村市役所から「田村市滝根町にある市営団地の生垣を剪定する予定がありますが、スズメバチの巣を見つけました。最初は自分達で駆除するつもりだったが、スズメバチの巣が大きいので駆除を依頼することにしました」と駆除を要請されました。
スズメバチは、おそらくキイロスズメバチで生垣の中に大きな巣を作って激しく飛び回っているのだろうと予想して現場に行きました(2024年10月23日)。
田村市滝根町の市営団地の現場に到着した時には、小雨が降っていて駆除作業がやりにくい状況でした。田村市役所の方にスズメバチが出入りする生垣のおおよその場所を教えてもらいます。
その場所を観察すると、巣に出入りしやすいように生垣の頂上部にスズメバチが自分達で剪定し、直径30cmほどの穴をポッカリと開けていました。
スズメバチは攻撃的で凶暴なキイロスズメバチです。10月下旬で活動最盛期は過ぎていますが、油断はできません。
スズメバチの出入りを生垣の近くで観察していると、ブーンという羽音が聞こえ始めました。すぐそばでスズメバチがホバリングしていることに気づき、静かに引き下がります。恐怖です!
防護服に着替えて、スズメバチの巣の場所と巣穴を特定します。巣穴を特定するのは、殺虫剤を注入した時に巣の中にいるスズメバチが巣穴から逃げるため、巣穴から殺虫剤を注入することによってスズメバチの逃げ道を塞ぐためです。
生垣の頂点部分からよりも側面から見た方が、生垣の中のスズメバチの巣と巣穴がよく見えました。キイロスズメバチの巣の大きさは、バスケットボールほどです。
田村市滝根町でスズメバチ駆除の現場
生垣の中のスズメバチの巣(田村市滝根町)
駆除を開始します。
ノズルで生垣の枝葉をぬうようにして辿り着いた巣穴から殺虫剤を巣の中に注入しようとしますが、ノズルが短くて巣穴に届きません。それではと、ノズルにノズルを付け加えて長くします。
これで、巣穴までノズルが届いたので、巣穴に挿入して殺虫剤を巣の中に注入しました。さらに、殺虫剤は、巣穴からだけでなく、巣のさまざまな場所からも巣の中に注入します。
この殺虫剤の注入作業中、スズメバチの抵抗が少ないことに違和感がありました。巣の大きさから、もっと激しく抵抗されるだろうという予想が外れました。
巣を撤去します。
しっかりと生垣の周りの枝を巣の中に取り込んでいます。この巣の中に取り込んだ枝を剪定ばさみで切る作業は、けっこう時間がかかります。
巣を生垣の中から壊さずに簡単に取り出せないものかと、いつも考えます。おおよその巣に巻き込んだ枝を切ったところで、ネットを使って一気に撤去することを試してみます。
巣の中に巻き込んだ枝を ある程度 切っていたので、巣をネットの中に押し込んでバラバラになることもなく撤去できました。ネットを使って一気に撤去する方法は、簡単でよさそうです。
スズメバチの巣の中に殺虫剤を注入(田村市滝根町)
スズメバチの巣をネットを使って撤去(田村市滝根町)
巣跡に粘着板を設置します。
大きな巣のわりには、巣に戻って来るスズメバチの数も異様に少ないです。飛び回るスズメバチを粘着板で捕虫します。飛び回るスズメバチを捕虫した粘着板は、戻るスズメバチ対策として巣跡に設置しました。
巣跡に戻ってきたスズメバチは、粘着板に捕虫されたスズメバチに誘引されて粘着板にくっついていきます。この方法は、巣跡に戻るスズメバチ対策として優れた方法です。
撤去した巣を解体します。
10月下旬のキイロスズメバチの巣ですが、巣の中はスカスカでした。蛹が入った白い繭が各巣盤にマバラにあるだけです。
この巣内の状況は、駆除・巣の撤去中にスズメバチの抵抗が少なかったことに通じます。
この巣の頂点部分には単色のおわんのような巣がありました。これは越冬を終えた女王蜂が作り始めた初期巣の巣跡です。このキイロスズメバチの巣は、春先から生垣の中に作られていたことを意味します。
巣の中があまりにも異様な状況であることから、過去に殺虫剤がかけられた巣ではないかと推定しました。
巣跡に戻るスズメバチ対策(田村市滝根町)
撤去したスズメバチの巣を解体(田村市滝根町)
小雨が降る中で田村市滝根町にある市営団地の生垣に作っていたキイロスズメバチの巣を駆除しました。先ずは、生垣の中に作ったスズメバチの巣と巣穴を特定することから始めます。
そして、生垣の側面から見える巣穴に生垣の枝葉をぬうようにしてノズルを挿入して殺虫剤を注入していきます。さらに巣の撤去、粘着板よる飛び回るスズメバチの捕虫、その粘着板を巣跡に設置と作業が続きます。
最後に撤去したスズメバチの巣を観察しながら、いろんなことを推定しました。これらの一連の作業・観察の様子を動画で紹介します。
「田村市役所からスズメバチ駆除の緊急要請! 市営住宅で剪定予定の生垣にスズメバチの巣!」
10月下旬のキイロスズメバチの巣で、活動最盛期は過ぎているけれど、駆除作業や撤去作業でスズメバチの抵抗があまりにも少なかったです。巣を撤去後、巣を解体して巣の状況を見る限り、過去に殺虫剤をかけていると推定しました。
このキイロスズメバチは春先から生垣に作られていました。キイロスズメバチの攻撃性から考えて、市営団地という場所で殺虫剤をかけないでスズメバチの巣を放置してきたとは考えにくいです。
生垣の中に作ったスズメバチの巣の駆除は、素人がやるには難しいです。巣の中に殺虫剤が確実に入らなければ中途半端な駆除になります。
一般的に生垣の中にスズメバチの巣を見つけたら、出入りする場所に殺虫剤を噴射することが多いです。それでは生垣の中にあるスズメバチの巣に枝葉が邪魔をして殺虫剤が届きません。
過去に殺虫剤を噴射したことによってスズメバチの出入りが少なくなっていたと推定されます。そのため、巣が大きくなっても蛹が入った繭が各巣盤にマバラにあるだけでスカスカの巣になっていたのではないでしょうか・・・
剪定が予定されているので、それまでに完全な駆除をすることが求められていました。生垣の枝葉で守られている巣の中に、スズメバチを騒がせることなく確実に殺虫剤をノズルを使って注入しました。さらに巣跡に戻るスズメバチ対策をしっかり行いました。
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