〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
須賀川市岩淵にお住いのお客様から「玄関の真上にスズメバチが群がって巣を作り始めています。怖くて玄関に近寄れず家に出入りするのも大変です・・・
2~3日前にはスズメバチはいませんでした。いまは、10匹ぐらいが行ったり来たりしています。玄関に近づくと、すごい勢いで飛んできます。スプレーをかけてみたのですが、風で流れてしまい うまくかかりませんでした」と電話で現場の状況をうかがいました。
そのお客様からの電話で「スズメバチはキイロスズメバチです。いま玄関の真上に集団で引っ越し巣を作ろうとしているのです。近くに引っ越し前の大元の巣があるはずです・・・
その大元の巣が駆除されない限り、引っ越し巣を駆除しても何度でも作り直されます。その大元の巣も現場で探して駆除します」とお答えしました。
このスズメバチ駆除をお客様が依頼されたので、直ちに須賀川市の現場に急行しました(2024年7月 6日)。
須賀川市の現場に到着してお客様とあいさつを交わした後に、玄関の真上を見ると、天井に直径5cmもない小さな巣に群がる数匹のキイロスズメバチたちがいました。キイロスズメバチが集団で引っ越し巣を作り始めているのです。
越冬を終えたキイロスズメバチの女王蜂が石垣や木の空洞などに作り始めた巣(母巣という)が家族が増えて手狭になると、開放的な軒下などに集団で引っ越しする習性があります。
キイロスズメバチの引っ越しは、7~8月に行われます。この須賀川市のキイロスズメバチの巣は、ちょうど引っ越しの時期と一致します。
作り始めた引っ越し巣に近づくとスズメバチは威嚇してきました。この引っ越し巣にお客様が殺虫剤をかけたところ、風に流されたとのこと。そのかけた殺虫剤が影響しているのでしょうか、スズメバチの威嚇には激しいものがありました。これでは、玄関に出入りしようとすると、威嚇してきて怖いというのも納得できます。
須賀川市でスズメバチの引っ越し巣駆除の現場
玄関の真上に作り始めた引っ越し巣(須賀川市)
広い敷地の端に石垣が積み重ねられている場所あります。そこに越冬を終えたばかりの女王蜂が最初に作った巣(母巣)がありそうだと にらみました。
石垣全体をジーッと観察して、スズメバチの出入りしている場所を探します。すると、スズメバチがピンポイントで出入りする あやしい場所を特定できました。
その特定した場所でスズメバチが石垣の隙間に入って行くのを何度も確認しました。これで、この石垣の特定の隙間からスズメバチたちが出入りしていることが確定です。
玄関の真上の引っ越し巣から石垣の母巣までの直線距離は30mほどありました。一般的には、母巣から引っ越し巣までの直線距離は30m以内であることが多いです。
須賀川市でスズメバチの母巣駆除の現場
スズメバチが石垣の隙間の母巣に出入り(須賀川市)
駆除が始まった頃には、あたりが薄暗くなり始めた夕方になっていました。先ずは、玄関に小さな脚立を設置して、そこに上がって引っ越し巣に群がっていた3匹ほどのスズメバチたちを粘着板を使って駆除します。
引っ越し巣には4個ほどの子ども育てる部屋(育房室)が作られています。この引っ越し巣を撤去し、育房室の中を観察すると卵を産み付けられていません。女王蜂は、まだ引っ越し巣にきていませんでした。
玄関の真上に作ったスズメバチの引っ越し巣(須賀川市)
スズメバチの引っ越し巣を粘着板で駆除(須賀川市)
続いて石垣の隙間に作った引っ越し前の大元の巣である母巣の駆除を開始します。スズメバチが出入りしていた隙間にノズルを挿入して、その先から手に伝わる感触を頼りに母巣を探りながら殺虫剤を注入し続けます。
母巣にノズルの先端が当たる感触がありました。そして、巣の中に殺虫剤が注入されたようです。この殺虫剤の注入によって母巣にいるスズメバチたちの苦悶する轟音が石垣の奥の方から聞こえてきます。
石垣の隙間に作った母巣を取り出すには、大きくて重い石垣をどかす必要があります。そこで、バールを使って石垣を巣が見えるまで少しづつずらしていきました。すると、スズメバチが出入り口としていた石垣の隙間の奥の方に母巣が出てきました。
大きさが長径20cm、短径10cmくらいになっていた母巣は、石垣に挟まれて 窮屈そうでした。この母巣を見ると、家族が増えて巣が大きくなり、手狭になっていたことから、引っ越しを始めたことが理解できます。あらわになった母巣は、丸ごと手ですくって撤去できました。
石垣の隙間の母巣に殺虫剤をノズルで注入(須賀川市)
石垣の隙間に作ったスズメバチの母巣(須賀川市)
日も暮れて暗くなりましたが、母巣に戻ってくるスズメバチたちのブーンブーンという羽音が聞こえてきます。スズメバチたちが 母巣にたくさん戻ってきます。
粘着板で戻ってきたスズメバチを捕虫します。このスズメバチを捕虫した粘着板を母巣の巣跡に設置して戻ってくるスズメバチ対策とします。
巣跡に戻ってきたスズメバチは、粘着板に捕虫されたスズメバチに誘引されて粘着板に次々にくっついていきます。巣跡に戻るスズメバチ対策としては、非常に有効な方法です。
石垣の隙間に作っていた母巣を観察します。7月上旬のキイロスズメバチの母巣の巣盤は3層になっていました。一番下の3層目の巣盤は作り始めの小さな巣盤でした。母巣には女王蜂もいました。
この上層の2層の巣盤は白い繭をかぶった蛹や老熟幼虫でいっぱいになっていました。この母巣から 次々に羽化してくる成虫たちが、玄関の真上に引っ越し巣を本格的に作る寸前でした。
巣跡に戻るスズメバチ対策で粘着板を設置(須賀川市)
撤去したキイロスズメバチの母巣(須賀川市)
須賀川市にお住いのお客様から「スズメバチが玄関の真上に作り始めていて家の中に入れない」と駆除を依頼されました。スズメバチはキイロスズメバチです。玄関の真上の巣は、近くから引っ越してきて作り始まった引っ越し巣でした。
引っ越し前の巣(母巣)も引っ越し巣と同時に駆除しないと何度でも引っ越し巣を作り直します。その母巣を広い敷地の中から、石垣の隙間に見つけました。
その後、この引っ越し巣のスズメバチたちを粘着板で駆除しました。さらに母巣を石垣の隙間に発見して駆除しました。その後、巣跡に戻るスズメバチ対策をしました。撤去した引っ越し巣と母巣をお客様とともに観察しました。
これらの一連のシーンを動画で紹介します。
「須賀川市でスズメバチ駆除- 玄関の真上にスズメバチの引っ越し巣!どこから来てる?」
キイロスズメバチが引っ越しする習性があることを知らない人はまだまだ多いのではないでしょうか。このことを知らないと引っ越し巣が作り始まる7月上旬ごろに作られるキイロスズメバチの小さな巣を駆除すれば終わりと考えることになると思います。
キイロスズメバチの引っ越し最盛期の時期の駆除は、引っ越し巣だけでなく母巣も同時に駆除しないと、何度でも引っ越し巣が作られることが多くなります(ただし、引っ越し巣を駆除しただけで済む場合もあります)。
ところが、引っ越し巣は軒下などの開放な目に見える場所に作るので、すぐに巣を発見できます。ところが、母巣は石垣や樹洞など閉鎖的な場所に作るので、それを見つけることは容易ではありません。
母巣を見つける方法は、閉鎖的な場所の中からスズメバチが頻繁に出入りする場所を見つけることです。そこが母巣がある場所です。母巣は、引っ越し巣から半径30m以内にあることが多いです。
キイロスズメバチの引っ越し最盛期の特に7月は、引っ越し巣は小さくて駆除は簡単です。しかし、その背景にある母巣のことを考えると、この時期のキイロスズメバチの巣の駆除は、母巣を見つけられないことも多く、ハチ駆除業者泣かせでもあります。
お電話でのお問合せ・ご相談
お電話およびフォームでのハチ・スズメバチに関するお問合せやご相談は年中無休で24時間 ルイワン代表の大類が受け付け・対応しております。いつでもご連絡ください。