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桑折町で桑折町役場さんから「町営施設内にスズメバチが巣を作っている」と緊急のスズメバチ駆除のご依頼があった(2017年7月24日)。
スズメバチの巣は、高さ4mほどのフジ棚にぶら下がるように作られていた。スズメバチは、凶暴で性質が悪いキイロスズメバチだ。
キイロスズメバチの巣は直径20cmほどであった。7月下旬のスズメバチの巣にしては大き目だ。
先ずは、脚立を使ってスズメバチに悟られないように巣に近づき、巣穴を目がけて殺虫剤をスプレーする。そこまでは、きわめて順調に進んだ。
スズメバチの巣がフジの幹にへばりついているので、フジの枝葉が邪魔をし、なかなか巣を取り出せない。
結局、フジの枝を切ることをあきらめて巣を力づくで引っ張ってみた。そうしたら、ウソのように巣が丸ごとポンと取り出せた。
スズメバチの巣を撤去後に巣跡をみると、いかにフジの幹や枝にべったりと巣がへばりついていたかがわかる。
駆除後の巣跡には外出していたスズメバチたちが戻ってくるので、その対策は必ず実施している。この対策をしないと、生き延びたスズメバチの残党が再び巣を作ることがあるのだ。
撤去したスズメバチの巣を解体すると、巣盤が4層もあった。巣盤は、まっ白いまゆをかぶったサナギが圧倒的に多数を占めていた。
このような特徴から、7月上旬頃に近くのどこからか引っ越しをしてきた巣のようだ。キイロスズメバチの引っ越し巣は、巣を作り始めたなぁと思っていると、みるみるうちに あっという間に大きくなってしまう。
このキイロスズメバチの巣をどのように駆除したか、その全貌を動画で紹介する。
「桑折町でスズメバチ駆除- 緊急駆除!町営施設内でフジ棚にぶら下がるスズメバチの巣!」
わたしがスズメバチ駆除するときは、スズメバチに騒がれないように、まさしく暗殺するかのようにスマートに駆除しようと心がけている。
もっともやってはいけないスズメバチ駆除は、巣の中にいるスズメバチが興奮状態で次々に巣穴から出てきて飛びまわらせてしまうことである。
飛びまわらせてしまったスズメバチと空中戦で闘うのは、スプレーをかけてもスズメバチに命中しにくいことや戦闘空間が広すぎる等のデミリットが多過ぎる。
また、スズメバチが興奮状態で飛びまわっていることは、駆除する者にとっても、その周囲にいる人たちにとっても非常に危険なことだ。
スズメバチ駆除業者は、誰に依頼しても同じような駆除をしているわけではない。スズメバチ駆除業界は、手を挙げれば、誰でも何の縛りも必要な資格もなく駆除業者になれる世界だ。
力ずくと度胸だけで駆除する業者もいれば、コツコツと駆除の技術を向上させようと駆除法を創意工夫しながら日々努力している業者もいる。
これからも、日々努力して駆除法を創意工夫しながら日々努力してゆきたい。
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