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伊達市で台風の翌日の朝に道路造成工事現場に来てみると、腐った木が倒れていてスズメバチが飛び回っている。
このまま工事をしていると、スズメバチに刺されそうで危なくて工事が進められないと建設会社様から緊急駆除の要請がきた(2017年10月24日)。
この要請を受けて直ちにその工事現場に向かった。
前日の台風の暴風雨で工事中の山林で腐っていた木が倒木したようだ。
蜂の巣はバラバラに壊れて工事現場の地面に散らばっていた。倒木した腐った木にキイロスズメバチが巣を作っていて、その木が倒れた時にキイロスズメバチの巣が地面に叩きつけられて壊れたのだ。
幸いなことに、10月も末となって気温が低くなっていて、周辺を飛び回るスズメバチは少なかった。壊れてバラバラになったそれぞれの巣の破片に留まっているスズメバチが多かった。
これだけ蜂の巣がバラバラになっても飛び回るスズメバチが少なかったことから、それぞれの蜂の巣の破片に留まっているスズメバチを丁寧に駆除した。
巣盤が何層か重なっている蜂の巣破片ほどスズメバチたちが集中して留まっていた。それらの蜂の巣の破片にいるスズメバチに確実にかかるよう殺虫剤をスプレーした。
巣の外側を覆っている外皮があると、その巣の中に吹き込むだけで殺虫剤は蜂の巣全体にまんべんなく回り込んでくれる。ところが、外皮が壊れてしまうと、そうはゆかなくない。
殺虫剤をスプレー後、蜂の巣の破片を拾い集めて観察した。このキイロスズメバチの巣は、羽化跡が多く目立ち、終焉を迎えつつあった。
伊達市で道路造成工事の現場で腐った木が倒木して、キイロスズメバチの巣がバラバラになって散らばっている様子、その散らばる巣を駆除しているシーンを動画で紹介する。
「伊達市でスズメバチ駆除- 台風で腐った木が倒れてスズメバチが飛んでいる! 危くて道路造成工事が・・・」
10月も末となってキイロスズメバチが飛び回るには気温が低過ぎることと、キイロスズメバチの巣が終焉を迎えつつあったことで大変な事態にならなかった。
もう少し早い時期の活発なキイロスズメバチの巣で同じようなことが起こったら、この程度のことでは済まなかっただろう。
この事例のような工事現場で予期もしていなかったスズメバチが絡む事故はつきものだ。
事故で工事の進捗を遅れないようにするためには、迅速な対応、安全な駆除技術が求められていると肝に銘じる。
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