郡山市のお客様がスズメバチ駆除をご依頼するまでの経緯
福島県郡山市で、今日、庭木のサザンカの葉に隠れていた巣にスズメバチが出入りするのを見つけた。
夏に家の周りを飛んでいるスズメバチを目撃していたが、今日まで葉っぱに隠れていたスズメバチの巣には まったく気づかなかった。蜂の巣がラグビーボールほど大きくなっていることにビックリした。
大きい蜂の巣なので自分では駆除できないと、駆除をご依頼された。駆除のご依頼を受けて、直ちに現場に急行した(2018年11月18日)。
郡山市でスズメバチ駆除の現場
手入れが行き届いた庭の東側にサザンカが壁沿いに植えられていた。そのサザンカに「蜂の巣の頭は枝葉で隠したが、お尻が見えてる」という姿のスズメバチの巣があった。
おとなしく、いつのまにか身近に忍び寄って作るコガタスズメバチの巣だ。直径25cmほどで、コガタスズメバチの巣として最大級の大きさまでなっていた。すでに11月中旬なので、スズメバチの巣への出入りは、かなり少なくなっている。
スズメバチの巣では、巣穴に門番のスズメバチの顔が見えるのがふつうだが、この巣では門番がいなかった。そこで、巣に近づき、巣を叩いて刺激してみた。
すると、叩いた途端、俊敏に10匹ぐらいのスズメバチが巣穴からゾロゾロと出てきた。出てきたスズメバチも何事もなかったことを確認するとすぐに巣の中に戻り始めた。
巣の中にいるスズメバチは少なくなっているものの、イザとなるとしっかりと警戒態勢になった。まだ、油断はできない。蜂の巣があるツバキは枝葉で密集していた。
郡山市でスズメバチの駆除作業の概要
スズメバチに気づかれないようにソッーと巣に近づき、巣穴から殺虫剤をスプレーした。普通であれば、巣の中からスズメバチたちがもだえる轟音が聞こえてくる。
ところが、11月中旬の巣なので巣の中にいるスズメバチの数が少なく、スズメバチがもだえるような羽音は、ほとんど聞こえてこなかった。
駆除した巣を解体すると3層になっていて、新女王蜂と思われる幼虫やサナギがわずかに残っていた。巣の中は、ほとんど羽化した後の抜け殻になっていた。
巣を撤去すると、外出から戻ってくるスズメバチがいる。戻ってくるスズメバチの数は少ないけれど、独自の方法で対処した。
郡山市でスズメバチ駆除事例を動画で紹介
11月中旬まで隠れ通してきたコガタスズメバチの巣の姿をご覧いただきたい。巣を叩くという刺激を加えるとコガタスズメバチがゾロゾロと巣穴から出てくるシーンは警戒態勢の健全さを物語る。
11月中旬のコガタスズメバチの巣とはいえども、まだ新女王蜂と思われる幼虫とサナギがわずかに残っていた。「郡山市でスズメバチ駆除- 蜂の巣が庭木に隠れ通せず、きょう発見された!」というタイトルでYouTubeで公開している。
郡山市のスズメバチ駆除の現場から思うこと
「巣のお尻が見えている」ので、簡単に巣が見つかりそうだが、見つからずにここまで生きながらえてきた。おとなしい性質のコガタスズメバチの巣には、ソッーと近づけば、攻撃されることもなく巣の真近かまで近づける。
このような性質のコガタスズメバチの場合、枝葉が繁茂する庭木や樹木に作っている巣を見つけるには、そこに出入りするスズメバチの姿が決め手となる。この駆除事例でもスズメバチがサザンカに出入りする姿を見て、巣を見つけることができた。
11月中旬で数は少なくなっているが、コガタスズメバチの警戒態勢は俊敏で健全だった。まだまだ、この季節でも気をつけなければならないことがわかる。