郡山市のお客様がスズメバチ駆除をご依頼するまでの経緯
島県郡山市で倉庫の閉めっぱなしになっていたガレージを開け、久しぶりに倉庫の中に入った。すると、天井の方からブーンブーンという音が聞こえてきた。
天井を見上げていると、1匹のスズメバチが羽音をたてて飛んでいた。スズメバチの外部への出入りは、倉庫の角にある天井の構造的な隙間のようだ。
スズメバチが飛んでいる周辺を探してみたが、蜂の巣が見つからなかった。このままスズメバチを放置するのが怖いと、駆除を依頼したとのこと。駆除を依頼され、直ちに現場に向かう(2019年5月12日)。
郡山市でスズメバチの巣を駆除した現場の概要
閉められていたガレージを開けてもらい、倉庫の中に入ると天井の方からスズメバチのブーンブーンという羽音が聞こえてきた。スズメバチは、キイロスズメバチの女王蜂だ。
女王蜂が外に出てしまえば、駆除は女王蜂が巣に戻ってくるまで待たなければならい。そこで、女王蜂を見失わないようにしながら駆除の準備をした。
郡山市でスズメバチの駆除作業の概要
スズメバチは、準備ができるまで天井のあたりをズーっと飛びまわっていた。女王蜂に狙いを定め、殺虫剤をスプレーする。
スプレーが命中した女王蜂は、かかった殺虫剤が効いてきて、外に出た所で落下した。落下後は、経過をたどって徐々に女王蜂は死んでゆく。
殺虫剤をかけることによって落下したハチに、さらに殺虫剤をかける方がいるが、その必要はない。殺虫剤がかかっていれば、逃げ去ったとしても どこかで死ぬことになる。
次は、スズメバチの巣を女王蜂が飛んでいた周辺を中心に探した。すると倉庫の角の天井にスズメバチの小さな巣を見つけた。
9個ほどの育房室(子供を育てる部屋)の全室に女王蜂は産卵していた。卵の期間が1週間くらいだと考えると、女王蜂が巣作りを始めたのは、1週間以内と推定される。
キイロスズメバチの女王蜂によって作られる巣は、野球ボール状なるのたが、そこまでにはゆかず、まだ傘状だった。
郡山市でスズメバチ駆除事例を動画で紹介
倉庫の中を羽音を立てながら飛び回るスズメバチの様子。殺虫剤をかけた後、落下した女王蜂、殺虫剤が徐々に効いてくる様子。
倉庫の中から蜂の巣を探し出して巣を撤去している様子。撤去した巣を観察している様子。これら一連の様子を動画で紹介する。
「郡山市でスズメバチ駆除- 倉庫の中で不気味なハチの羽音!蜂の巣はどこ?」
郡山市のスズメバチ駆除の現場から思うこと
女王蜂が単独で卵や幼虫を育てている時期は、女王蜂 1匹だけを仕留めれば駆除は完了する。これほど簡単な駆除法はない。
ところが、越冬を終えて単独で巣作りしているキイロスズメバチの女王蜂を見つけられる方は、ほとんどいない。なぜならば、この女王蜂は屋根裏とか土の中のような目に見えない場所に巣を作り始めるからだ。
この巣作り始めた女王蜂を見つけた方の多くが、飛んでいる女王蜂を見かけると「どこに行く」と追いかけている場合が多い。あるいは、以前に作られた場所に、また作られないかと春になると監視して見つけたという方もいる。
スズメバチの女王蜂が単独で巣作りしている期間は5月中で、その1か月の間に不審な行動をする女王蜂を見つけてやっつけることができたら、それで駆除完了となる。これは、そんなに難しいことではないので、やってみることをおスズメします。