郡山市のお客様がスズメバチ駆除をご依頼するまでの経緯
郡山市で庭のブロック塀の壊れた割れ目から2~3匹ほどのスズメバチが出入りしているとのこと。
「庭にいるスズメバチなので怖くて、すぐに駆除してほしい」と依頼され、直ちに駆除に向かう(2019年8月7日)。
郡山市でスズメバチの巣を駆除した現場の概要
庭のブロック塀の割れ目がある1枚のブロックからスズメバチが出入りしていた。スズメバチは暴れん坊のキイロスズメバチだった。
数匹のスズメバチがブロックの割れ目の外にいて巣を守るような警戒態勢でいる。近づくとブロックの割れ目から数匹のスズメバチが出てきた。
郡山市でスズメバチの駆除作業の概要
防護服に着替えて、巣に近づきブロックの割れ目から奥の方に向けて殺虫剤をスプレーする。続いて、バールを使って割れ目をこじ開け、ブロックの割れている部分を取る。
すると、ブロックの中にあるスズメバチの巣がむきだしになった。そのスズメバチの巣は、ブロックにある穴にスッポリとはまって窮屈そうだった。
働き蜂の数も少なく、十数匹くらいしかいないようだ。働き蜂の数も少ない分だけ、激しく攻撃されることもない。
巣の撤去作業をしていると、スズメバチの巣は、すぐ上にあるブロックの穴にまで またがって作られていることが分かった。
このスズメバチの巣は、越冬を終えたキイロスズメバチの女王蜂が、5月前後から作り始めた巣(母巣)だった。越冬を終えたばかりのキイロスズメバチの女王蜂は、このような狭い場所を好んで巣作りすることが多い。このスズメバチの巣は、ブロックの中で満杯になるほど大きくなって窮屈そうだった。
このように巣が手狭になると、キイロスズメバチは引っ越しをする習性がある。この巣は、ブロック塀の中で窮屈そうだったので、すでにどこか近くに引っ越しをして新しい巣を作っている。
この巣には、女王蜂もおらず、卵もなく、大きな幼虫と蛹、十数匹の働き蜂がいるだけだった。ここにいた働き蜂たちは、まだ母巣に残っている幼虫の世話をするため、この母巣と引っ越し巣を行き来していた。このスズメバチの巣の巣盤は3層になっていた。
郡山市でスズメバチ駆除事例を動画で紹介
ブロック塀にある1枚のブロックの割れ目で数匹のスズメバチが警戒している様子。ブロックに近づくと、数匹のスズメバチがブロックの割れ目からゾロゾロと出てくる様子。
そして、割れ目から奥の方に殺虫剤をスプレーした後、ブロックの割れている部分を取ると窮屈そうなスズメバチの巣が出てきた様子。撤去した巣の中を観察すると、女王蜂もおらず、卵はなく、大きくなった幼虫と蛹だけの様子。これら一連の様子を動画で紹介する。
「郡山市でスズメバチ駆除- スズメバチが庭のブロック塀の割れ目から出入りする!」
郡山市のスズメバチ駆除の現場から思うこと
女王蜂が単独で卵や幼虫を育てている時期は、女王蜂 1匹だけを仕留めれば駆除は完了する。これほど簡単な駆除法はない。ところが、越冬を終えて単独で巣作りしている女王蜂を見つけられる方は、ほとんどいない。
この巣作り始めた女王蜂を見つけた方の多くが、飛んでいる女王蜂を見かけると「どこに行く」と追いかけている場合が多い。あるいは、以前に作られた場所に、また作られないかと春になると監視して見つけたという方もいる。
スズメバチの女王蜂が単独で巣作りしている期間は5月中で、その1か月の間に不審な行動をする女王蜂を見つけてやっつけることができたら、それで駆除完了となる。これは、そんなに難しいことではないので、やってみることをおスズメします。