飯館村で積み重ねられたフレコンバッグからスズメバチが出入り!

福島県飯館村の工事現場付近にあるフレコンバッグが積み重ねられた仮置き場でスズメバチが飛び回って危ないと工事会社からスズメバチ駆除を要請されました。フレコンバッグの一つに小さな穴が開いていて、その穴からスズメバチが出入りしているとのこと。スズメバチ駆除要請があった翌日に駆除に行きました(2024年7月5日)。
フレコンバッグに開いた小さな穴から出入りするスズメバチ!

積み重ねられた一番下のフレコンバッグに直径3cmほどの穴が開いていて、さらに穴を広げようとしているスズメバチがいました(写真)。スズメバチは攻撃性が高いキイロスズメバチです。穴からのスズメバチの出入りは少なく、それほど大きくない蜂の巣だと推測しました。
フレコンバッグの中に殺虫剤を注入してスズメバチの巣駆除!

先ずは、殺虫剤を開いた穴からフレコンバッグの中に注入します。どこに蜂の巣があるか分からないので、フレコンバッグの中の全体に殺虫剤がかかるように注入しました。フレコンバッグの中は狭い空間なので、殺虫剤を全体に十分に注入できると判断しました。
スズメバチの巣をフレコンバッグの中から取り出す!

フレコンバッグをナイフで切り裂くとスズメバチの巣が出てきました。拍子抜けするほど小さくて、直径10cmほどのキイロスズメバチの巣でした。殺虫剤もしっかりかかっているようで巣の中からスズメバチが出てくることはありませんでした。
撤去したスズメバチの巣を解体する!

撤去したキイロスズメバチの巣は2層になっていました。予想通りの小さな巣でした。キイロスズメバチは、ちょっとした穴も見逃すことなく、その穴の奥の方に巣を作ってしまう油断できないスズメバチです。キイロスズメバチは巣に近づいただけで反応して襲ってくる攻撃性の高いスズメバチです。工事現場の付近にキイロスズメバチの巣があれば、駆除しておかないとヒョンとしたことで刺傷事故が発生する可能性があります。