庭木の剪定しようとして枝葉に隠れた逆とっくり型の巣を発見!
福島市にお住いのお客様から「高さ3mほどの庭木(ヤマボウシ)を剪定しようとして枝葉に隠れていたトックリ状の巣を見つけた」「素人なので自分で駆除するのが恐い」「ハチの出入りはない」と蜂の巣駆除を依頼されました(2024年6月16日)。ルイワン蜂・害虫駆除センターが投稿しているYouTube 動画を見て、依頼されたとのこと。
スズメバチの逆とっくり型の巣を手順を説明しながら駆除を進める
6月中旬の逆とっくり型の巣で細い筒の部分があります。越冬を終えたコガタスズメバチの女王蜂が単独で作り上げた巣と判断しました。ハチの出入りはないのは、女王蜂が1匹で営巣活動しているために、たまたま遭遇する機会がないからだと考えていました。この次から、お客様が恐がらずに ご自分でも逆とっくり型の巣を駆除できるかをお客様に検討してもらうため、殺虫剤を使う方法で手順を説明しながら駆除を進めました。それは、コガタスズメバチの逆トックリ型の巣であれば、成虫が女王蜂しかいないので 素人の方も駆除できるだろうと考えているからです。
スズメバチの逆とっくり型の巣を駆除・撤去してみれば、予想外だった
スズメバチの巣を駆除・撤去したら巣の中には何もおらず空っぽでした。このスズメバチの巣は昨年の春から1年越しで枝葉に隠れ通したことになります。6月中旬であれば、逆とっくり型の巣であれば、今年の巣と考えても違和感がありません。これが、ボール型の巣で大きさが こぶしよりもはるかに大きいとなれば、今年の巣ではないと自信を持って言えます。この福島市での事例は、駆除・撤去して初めて真実が判明するパターンです。その結果は、巣の中が空っぽと予想外でした。