雨樋の上方にある軒先の屋根に作ったアシナガバチの巣が見えにくい
福島市にお住いのお客様から「アシナガバチが なん匹か飛び回って見えにくい場所に巣を作っているようだ」とアシナガバチ駆除のご依頼がありました(2024年5月6日)。先ずは、軒先の屋根に作ったフタモンアシナガバチの女王蜂が単独で作り始めた小さな巣です。巣が小さくて、ただでさえ見えにくい蜂の巣です。
雨樋の上方にある軒先の屋根に作ったアシナガバチの巣を確認する
その軒先の屋根の下には雨樋がありました。下から見上げると、その雨樋が邪魔をして、その上方にある小さな巣を見えにくくしています。
脚立を設置して巣に近づき 初めて50円玉ほどのフタモンアシナガバチの巣だと判定できました。フタモンアシナガバチは、このような雨樋付近の見えにくい場所に巣を作ることが多いです。
テラスの下屋よりも上方の壁に作ったアシナガバチの巣
次は、テラスの下屋よりも上方の壁に女王蜂が単独で作り始めていたフタモンアシナガバチの小さな巣です。テラスの下屋が邪魔をして、見つけにくかったです。
見上げてもテラスの下屋があるので、物理的に巣を見ることができません。下屋から離れて見るしかありません。ただでさえ小さい巣が離れて遠くから見るので、さらに小さくなって見つけにくくなります。
脚立を設置して下屋よりも高い場所が見えるようにして初めて1円玉ほどの巣を軒下の壁に見つけることができました。
フタモンアシナガバチの巣は、雨樋付近に巣をよく作るなど発見しにくい場所に作ることが多いので厄介です。女王蜂が単独で巣作りが始まったばかりで巣が小さいので余計に巣の発見が難しいです。
あと1か月もして巣が大きくなって働き蜂が出てくれば、巣に出入りするアシナガバチの数が増えるので、巣の発見は容易になります。
いずれにしても巣の発見のコツはアシナガバチが飛んでいたら、その行き先を追いかけてみることです。どのような場所に作っていようともアシナガバチの巣の発見ができるはずです。