〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県矢吹町の地区で行われた通学路の土手の草刈り作業中にスズメバチに刺されてしまった。
スズメバチに刺されたのは3か所で、左肩・左手・左ふくらはぎだった。
草刈り機で背丈の高い雑草を刈り上げた時に、40~50匹のスズメバチがワッーと出てきて刺されてしまった。
そこで、蜂の巣をすぐに駆除してもらうことに・・・
矢吹町でスズメバチに刺された現場
矢吹町で土手の雑草に出入りするスズメバチ
直ちにスズメバチの巣を駆除するために現場に向かった。
刺されたという通学路の土手に案内してもらって、スズメバチの出入りを観察する。土手を飛び回るスズメバチの数は少なかった。
刺された場所の周辺に殺虫剤をスプレーしたようだ。スズメバチは暴れん坊のキイロスズメバチだ。
土手に下りてゆき、飛び回るスズメバチの行動を観察する。スズメバチが集中して出入りする場所を見つけるのだ。
巣がある場所を中心にスズメバチは出入りするからだ。雑草に隠れていて巣は見えなかったが、すぐにおおよその巣がある場所がわかった。
矢吹町の現場でスズメバチの巣を発見
矢吹町で駆除・撤去したスズメバチの巣
雑草を払いながら巣があると見当つけた場所を探した。
地面に鎮座するようにしている直径25cmほどの巣が見つかった。
完全に背丈の高い雑草の中に埋没して、雑草を払いのけなければ巣は確認できない。
こういう場所に巣を作ったキイロスズメバチに刺されてしまったという事例は多い。
さっそく巣穴から殺虫剤をスプレーする。
巣の底が壊れているようで、そこからスズメバチが出入りを始めたので、そちらにも殺虫剤をスプレーする。
そして、巣内のスズメバチの羽音が静かになったところで、巣を撤去する。
最初から地面に鎮座するように作った巣なのだろうかと悩むような巣だった。
巣は4層になっていた。
巣盤にはサナギがぎっしり詰まって勢力のある蜂の巣だったことをうかがわせる。
キイロスズメバチに刺された現場の光景を見れば、どうして刺されたかが納得行くだろう。
背丈の高い雑草が土手に密集していて蜂の巣の姿はどこにも見当たらない。
ただ、ジッーと観察していると、キイロスズメバチが集中的に出入りするところがある。
そこには巣があったのだが・・・
雑草が生い茂る地面にキイロスズメバチの巣があるときに、草刈りをして刺されることが多い。
この事例では勢力のありそうなキイロスズメバチの巣だったので、飛び回るスズメバチの姿は確認できたと思う。
そのスズメバチたちが雑草の中に集中的に出入りすることを確認していれば、刺されずに済んだかもしれない。
雑草を刈るときは、スズメバチがいる事を前提に、事前に刈り取る領域を観察することが大事なようだ。
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