〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
泉崎村で10月上旬にスズメバチたちが道路を低空飛行でひっきりなしに飛び回っている。この道路を通っていたおばあさんがスズメバチに刺されてしまいました。
道路のわきにある茂みからスズメバチが出入りしています。至急スズメバチを駆除してほしいと泉崎村役場でスズメバチ駆除を要請することになりました。
スズメバチに刺されたのは、おばあさんだけでなく何人か刺されていたようです。
泉崎村でスズメバチに刺された現場
泉崎村でスズメバチが堆積した枝葉の隙間を出入り
道路のすぐわきに枝払いしたスギの枝葉がうず高く積み重ねられた場所がありました。
その中からわき出るようにスズメバチが出入りして道路を低空飛行で頻繁に飛び回っていました。
スズメバチは凶暴なキイロスズメバチです。10月上旬のキイロスズメバチの巣ですから活動最盛期です。
このキイロスズメバチの巣は、5月ごろに越冬を終えた女王蜂がそもそも作り始めたものです。そのまま巣を引っ越しすることもなく大きくなった巣です。
ですから巣が大きくなるにしたがって、日々スズメバチの出入りも激しくなってきているはずです。
キイロスズメバチの巣の規模が小さいうちは、巣がある場所にあまり近づきすぎない限り、警告されることも襲われることはありません。
ただ、秋になって巣の規模が大きくなると、キイロスズメバチの性格が変貌したように神経質になり、監視なわばり領域も広くなります。キイロスズメバチの巣がある場所から数m以上の付近に近づいただけでも警告され襲われるようになります。
泉崎村で枝葉をとり除いて出てきたスズメバチの巣
泉崎村でスズメバチの巣は直径 26cm,巣盤が6段
先ずは防護服に着替えて、スズメバチが次々に出入りしている隙間から奥の方にあるスズメバチの巣に届けとばかりに殺虫剤をスプレーします。
さらにスプレーしながら積み重ねられた枝葉を取り除いて巣を探してゆきます。
すると、積み重ねられた枝葉の間の空間にキイロスズメバチの巣を見つけました。キイロスズメバチの巣は直径 26cm 、巣盤が6段もある大きな巣でした。
巣を撤去していると、巣の付近から長さ1mほどの鉄筋棒や石ころが出てきました。誰かがキイロスズメバチの巣にいたづらをしていたようです。
いろいろな人が通る道路ですから、このような場所にスズメバチが巣を作っているといたづら心に火が付いたのでしょう。
このようないたづらは、キイロスズメバチの警戒態勢を強めることになります。
そのためか、キイロスズメバチが出入りするところから10mほど離れていてもスズメバチが警告に飛んでくる勢いがありました。
スズメバチが作った巣の位置が低いと、スズメバチは低空で飛行します。
このような場合、低空飛行なので人との遭遇率が高くなって、いつ鉢合せするかわからない極めて危険な状況になります。
一方、秋になるとスズメバチは神経質になって警戒する領域が広くなって蜂の巣に近づいただけで襲ってくるようになります。
9月と10月は、スズメバチに刺される事故が多発する危険な時期で、特にキイロスズメバチは気を付ける必要があります。
蜂の巣が見えず、それが道路のそばにあることも気づかずに道路を歩いていると、蜂の巣に近づくにしたがってキイロスズメバチは警戒態勢をとります。
さらに蜂の巣に近づけば、キイロスズメバチは襲ってきます。
蜂の巣を棒や石ころでの「いたずら」、「蜂の巣が大きくなった危険な時期」、「人が通る道路近くの蜂の巣」、「低空飛行で飛び回る」という4つの要因が重なってスズメバチに刺された方が続出したようです。
人がよく通る場所、いたづらされそうな場所、蜂の巣の位置が低い場所にキイロスズメバチの巣があると確信したら、ためらうことなく早急に駆除することです。
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