〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
矢吹町で少なくとも直径30cmはあるスズメバチの巨大な巣がベランダの天井に作られている。
そのスズメバチの巣を駆除してほしいと依頼された(2019年9月21日)。福島県矢吹町で杉板の外壁の節穴からスズメバチが出入りしていた。
ベランダの床には、スズメバチの巣から間引きのために運び出された幼虫の死骸が一面に転がっている。
スズメバチの巣は直径35cmほどで、巣の表面にはスズメバチたちがたくさん群がっている。
スズメバチたちの巣への往来が激しく、危なくてベランダに出れず、ベランダの床の掃除もできない状況だった。
スズメバチは、凶暴なキイロスズメバチだ。
ベランダは、かなり危険な状況だった。
矢吹町でスズメバチ駆除の現場
スズメバチの巣が2階のベランダの天井に(矢吹町)
防護服に着替えて窓からベランダに出て駆除を開始する。
巣が大きくて危険なので、殺虫剤を1本づつ、両手に持って駆除することにした。
1本の殺虫剤は巣の表面に、もう1本は巣穴に同時にスプレーした。
殺虫剤を巣の表面にスプレーすると、多数のスズメバチが一斉に飛び立ち、周囲を飛び回る。
巨大な巣の表面に多数のスズメバチが群れていたことが分かる。
殺虫剤を巣の中に大量にスプレーしたので、巣の中のスズメバチは時間もさほどかからずに静かになった。
直径40cmのネットを使って、一発で巣を撤去しようとしたが、うまくゆかない。
巣が重くなって落下しないように柱にも巣をへばりつかせていたので、ネットで巣を包み込めないのだ。
スズメバチの巣を殺虫剤を両手に持って駆除(矢吹町)
スズメバチの巣に殺虫剤をスプレー後の様子(矢吹町)
柱にへばりついた巣をヘラで丁寧に はがしてネットで巣を包み込めるようにした。
そして、ネットで巣を根元まで包み込めるようになったが、巣が簡単に撤去出来ない。
スズメバチの巣が天井にガッツリついているので、なかなか思うようには取れないのだ。
作業中は、巣跡に戻ってくるスズメバチたちに攻撃されっぱなしだった。
巣を撤去後に残った巣跡に女王蜂が作った初期巣のような色違いの痕跡があった。
断定はできないが、この巣は、越冬を終えた女王蜂がそもそも作りを始めたものかもしれない。
ということは、この巣は引っ越し巣ではないかもしれない。
スズメバチの巣の作業中、周りを飛び回るスズメバチたちたくさんいたので、巣跡に戻るスズメバチ対策を実施した。
スズメバチの巣をネットを使って撤去する(矢吹町)
スズメバチの巣の根元に残る初期巣の痕跡?(矢吹町)
駆除したスズメバチの巣は7段になっていた。
働き蜂よりも一回り大きく、この巨大な巣にふさわしい光沢を放つ立派な女王蜂も見つかった。
駆除したスズメバチの巣(矢吹町)
駆除したスズメバチの巣の女王蜂(矢吹町)
ベランダの柱の陰に隠れるかのように天井に作っていた直径35cmほどのキイロスズメバチの巣の様子。
殺虫剤を1本づつ 両手に持って駆除している様子。
壁にへばりついた巣をはがした後に、ネットを使って巣を包み込んで一挙に撤去している様子。
駆除したスズメバチの巣の中を解体して観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「矢吹町でスズメバチ駆除- 2階のベランダの天井に巨大なスズメバチ(Vespa simillima)の巣!」
9月の巨大になったキイロスズメバチの巣の駆除は、スズメバチの数が多くて怖いばかりか面倒な作業も多くなる。
キイロスズメバチの巣が大きくなるほど駆除や巣の撤去に時間がかかるため、その時間が長いほど巣に戻るスズメバチの攻撃を受けることになる。
9月のキイロスズメバチの巨大な巣を駆除する時に「命がけの仕事」といつも感じる。
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