〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
矢吹町で水田の土手にオオスズメバチが巣を作っていました。
水田の土手にオオスズメバチの巣があることに気づかず、畔(あぜ)の雑草を農業機械で除草していました。
その作業中にオオスズメバチの巣の近くまで来たとき、オオスズメバチに襲われて刺されてしまいました。
駆除の依頼をされて、ただちに現場に向かいます(2019年9月6日)。
放置された農業機械の すぐ近くにオオスズメバチの巣への出入り口がありました。
オオスズメバチが巣の出入り口の上方にもいるので、そこにも出入り口がありそうです。
オオスズメバチの巣への出入り口を起点に細かい土粒が流れ出したかのように堆積されています。
オオスズメバチは巣を拡張するために掘った土を土粒にし、口にくわえて外に運び土手に転がします。
それが堆積されて、ここにオオスズメバチの巣があるよと教えてくれているようなものです。
オオスズメバチに刺されたのは、巣が まさかあるとは知らず、巣の近くまで来てしまったことが原因のようです。
オオスズメバチが襲う前のカチカチという警告音も農業機械のエンジン音でかき消されたのでしょう。
観察をしていると、次々に巣の入り口にオオスズメバチが舞い降りてくるので巣は大きそうです。
駆除を開始します。
先ずは、巣への出入り口から殺虫剤を注入します。
すると、オオスズメバチたちの ものすごい轟音が土の中から響きわたります。
駆除中も容赦なくオオスズメバチが頭から突っ込んでくるような攻撃をしてきます。
このオオスズメバチたちの攻撃には粘着板による捕虫で対抗します。
続いて、巣の掘り出し作業を開始します。
巣の出入り口が簡単に崩れ落ちるほどもろいので、巣への出入り口は2か所になっていたかもしれません。
オオスズメバチの出入り口は、1か所だけでなく 2か所以上あることもあります。
掘り出す作業を始めると すぐにオオスズメバチの巣の全貌が見えてきました。
巣の撤去を開始します。
撤去した巣の巣盤は、4層になっていました。
オオスズメバチの巣があった土の中は、きれいに掘られていて、壁には薄い外皮が張り巡らされていました。
巣跡に戻ってくるオオスズメバチが かなりいます。
巣跡に戻るオオスズメバチ対策も しっかりと施工しました。
駆除したオオスズメバチの巣は、白いまゆをかぶった蛹が多く、駆除せずに放置すれば、さらに脅威になるところでした。
水田の土手のオオスズメバチの巣がある近くに、オオスズメバチに刺されたために農業機械が放置された現場の様子。
オオスズメバチの出入り口を頂点に、そこから流れ出したかのように土粒が堆積している様子。
オオスズメバチが巣への出入り口から頻繁に出入りする様子。
そしてオオスズメバチの巣の駆除・撤去の様子。
駆除した巣を観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介します。
「矢吹町でスズメバチ駆除- 農業機械で除草中にオオスズメバチ(Vespa mandarinia)に襲われ刺される!」
水田の土手にオオスズメバチが巣を作ることが多いです。
そして、農作業中にオオスズメバチに刺される事例も多いです。
秋になると、運び出された土粒がオオスズメバチの巣への出入り口を起点に流れ出したかにように堆積されます。
秋にそのような場所を見つけたら、そこにはオオスズメバチの巣があるとして、近寄らないことです。
オオスズメバチは、巣に近づいただけでも襲ってきます。
オオスズメバチに刺されたことがありますが、他の種類のスズメバチとは比較にならないほど痛いです。
痛いだけで済まずに、命に関わることもあるので怖いです。
お電話でのお問合せ・ご相談
お電話およびフォームでのハチ・スズメバチに関するお問合せやご相談は年中無休で24時間 ルイワン代表の大類が受け付け・対応しております。いつでもご連絡ください。