〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県矢吹町で杉板の外壁の節穴からスズメバチが出入りしていた。
そのスズメバチが出入りしていた節穴を軍手でふさいだ。
そうしたら戻ってきたスズメバチが壁の中に入れず、そこら中をウロウロしていて危険な状態になったとのこと。
直ちに駆除に向かった(矢吹町、2018年7月12日)。
スズメバチは、凶暴なキイロスズメバチだった。
壁の中にある蜂の巣へ戻ってきたスズメバチが、蜂の巣への出入り口をふさいでいた軍手に群がっていた。
そして、そこら中をウロウロと飛び回るスズメバチも多数いた。
スズメバチは巣に入れず、ストレスがたまっているように見えた。
そのためか壁の近くを通っただけでもスズメバチに襲われそうな危険な状態だった。
矢吹町でスズメバチ駆除の現場
スズメバチが出入りする節穴を軍手でふさぐ(矢吹町)
防護服に着替えて、先ずは節穴をふさいでいた軍手を取り除いた。
節穴からスズメバチが一斉に外に飛び出すかと思ったが、飛び出すものは1匹もいなかった。
節穴から懐中電灯を照らして壁の中をのぞいてみた。
壁の中の巣は見えなかったが、壁の中にいたスズメバチ1匹が節穴に近づいてきて外に出ようとした。
巣への出入口を塞ぐ軍手に群がるスズメバチ(矢吹町)
蜂の巣への出入口を塞ぐ軍手を取ると・・・(矢吹町)
節穴からマイクロスコープを挿入して壁の中にあるスズメバチの巣を探す。
スズメバチの巣は、巣への出入り口の節穴から数十センチほど離れた壁の隅の方にあった。
どこも壊さないでスズメバチを駆除して欲しいとの要望だった。
そこで、どこも壊すことなく様々な方法を組み合わせた独自の方法で駆除した。
その駆除後、節穴からマイクロスコープを挿入してスズメバチの巣が独自の方法で駆除できているかを確認した。
マイクロスコープで見た壁間のスズメバチの巣(矢吹町)
駆除後にマイクロスコープで成果を確認(矢吹町)
スズメバチが出入りしている外壁の節穴を軍手ふさいだことによって、外出から戻ってきたスズメバチが蜂の巣にたどりつけずにウロウロしている様子。
また蜂の巣への出入り口をふさいだ軍手に戻ってきたスズメバチが群がっている様子。
そして節穴をふさいでいた軍手を取り除いた時の様子。
節穴からマイクロスコープを挿入して探し出した巣の様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「スズメバチ駆除 in 矢吹町- 壁の節穴からスズメバチが出入り!節穴をふさぐと戻ってきたスズメバチがウロウロ!」
スズメバチの巣への出入り口を単純にふさぐと事態は悪化することが多い。
この事例では、戻っていたスズメバチが巣にたどりつけずに、まわりをウロウロして危険な状態になった。
放置すれば、この外の状態はしばらく続くだろう。
一方、壁の中にある蜂の巣では、本来の出口を失ったスズメバチたちが とんでもない場所に出口を見つけて飛び出すだろう。
力づくで抑え込もうとすると、見落とした弱点をつかれる反動がくることが多いので怖い。
スズメバチが自然に出入り口としているところを強制的にふさぐ発想ではなく、その逆転の発想で駆除のために その出入り口を逆利用することはできなかと考えることが大事である。
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