〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県矢吹町で軒下に見慣れない蜂の巣を発見しました。その蜂の巣に、でかいスズメバチが出入りしているので怖くて自分では駆除できそうもありません。
これまでにも2回ほどキイロスズメバチの巣の駆除してもらったルイワンに駆除を依頼することになりました。
平屋建て家屋の玄関近くの軒下に蜂の巣はありました。典型的なコガタスズメバチの逆トックリ型の巣です。
蜂の巣に出入りする でかいスズメバチというのは、巣作りを始めたばかりのコガタスズメバチの女王蜂でした。
コガタスズメバチは開放的な所に巣を作る習性があります。屋根裏や壁の中のような閉鎖的な所には巣を作ることはありません。
もし、この巣の中で働き蜂がすでに羽化して成虫になっっているものがいたとしたら、このトックリ型の筒状の先端部分が かじり取り取って、巣の形状を球状に整形します。
この蜂の巣は、筒状の先端部分がある逆トックリ型の形状だったことから、まだ働き蜂は羽化しておらず、巣の中にいる成虫は女王蜂だけであることがわかります。
蜂の巣の中にいる成虫が女王蜂だけであることを確信できたので、ネットを使って生け捕りにすることにしました。
脚立に上がってコガタスズメバチの巣にソッーと近づき観察すると、軒下に打ち付けてあった釘にぶら下がるように蜂の巣を作っていました。
女王蜂が外出することなく巣の中にいることを願ってネットで巣を掬い取ります。
すると、巣の中から慌てて女王蜂がネットの中に飛び出てきました。ネットからする抜けてしまった蜂の巣は地上に落ちて割れてしまいました。
蜂の巣の中を見ると、子供を育てる育房室は、すべての部屋に卵が産みつけられていますが、卵がふ化した幼虫はいませんでした。
スズメバチの卵期間が1週間くらいとであることを考慮すると、女王蜂が巣作りを始めたのは10日以内で 5月中旬からであることが推測できます。
軒下に作った逆トックリ型のコガタスズメバチの初期巣をじっくりと観察してみました。そして、女王蜂を生け捕りにしました。
「矢吹町でスズメバチ駆除- 軒下の逆トックリ型の巣にでかいスズメバチがいると・・・」というタイトルでYouTubeで公開しています。
コガタスズメバチは、姿かたちがオオスズメバチとそっくりなのでゴツく怖い感じがします。
でもスズメバチの中では、おとなしい方なのです。そっと巣に近づけば、かなり巣に接近できるくらいです。
ただし、巣を揺らすなどの刺激があると、興奮して追いかけてまでも刺しにかかるほど、攻撃的に豹変します。
最もコガタスズメバチに刺されることが多いのは、庭木等の剪定作業の時とスズメバチ駆除作業の時です。
どこにいてもおかしくないほどの身近なスズメバチなので、「いやにスズメバチが目につくなぁ」と感じたら巣が身近かな所にあるかもしれないと疑った方がいいです。
この事例のような逆トックリ型の蜂の巣を見つけたら、迷わず駆除することが大事です。
そのまま放置すれば、秋にはバレーボールくらいの大きさになって、成虫が100匹ほどいる巣になってしまいます。
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