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天栄村役場からスズメバチ駆除の緊急要請! 間近に迫ったマラソンのイベント開催会場で芝生の草刈りをしていたら、芝生からスズメバチが出てきた(2017年8月29日)。
蜂の巣は見えない。蜂の巣は土の中ににありそうだ。芝生がある地面の穴からスズメバチが出入りしているとのこと。
イベント会場は芝生を敷きつめた広い場所だった。芝生がある地面にスズメバチが出入りする直径3cmほどの穴があった。その場所がすぐわかるようにスタッフが枯れ木を立ててくれていた。
先ずは、スズメバチの種類を特定することから始める。芝生を飛び回るスズメバチはモンスズメバチだった!
スズメバチがブンブンとひっきりなしに飛んでいるわけではないので、蜂の巣はそんなに大きくないだろうと予想した。
蜂の巣がどこにあるかは、防護服を装着して探すことにした。
いたずらに巣を探して蜂の巣を探し始めると、蜂の巣につながる土の中のトンネルを埋めてしまうことがある。トンネルを埋めてしまうと、手掛かりとなるトンネルを探りながら蜂の巣に行き着くことが難しくなる。
先ずは、モンスズメバチの巣への出入り口となっている穴から殺虫剤をスプレーした。すると、土中の穴が縦横無尽につながっているようで、あちらこちらの穴から煙のようにスプレーが出てきた。
しばらくすると土の中からモンスズメバチがもがく音が聞こえてきた。その音が集中している所に巣があるのだろうが、スズメバチのもがく音があちらこちらから聞こえてくるようで、その場所がなかなか特定できない。
巣への出入り口となっている穴の周辺から巣を探すためにシャベルやバールを使って、蜂の巣につながるトンネルを壊さないように土を掘り返した。ところが、スズメバチが出入していた穴の周辺をいくら掘っても巣が出てこない。
さらに広範囲に掘り返すことになったが、それでも巣はなかなか出てこない。あきらめようかなぁと弱気になった時、やっと巣を見つけた。
蜂の巣は、地中の深いところにあるだろうと思っていたが、地表面近くにあった。どうもモグラの掘った穴を利用して作った巣のようだ。
蜂の巣も2層だけで予想した通りの小柄な蜂の巣だった。芝生がある土の中に作った蜂の巣なので、そんなには大きくなれないのだろう。
モンスズメバチの巣は、なんと巣への出入り口から1メートルほど離れた場所にあったのだ!離れすぎた予想外の場所にあった。
芝生にある出入口の穴から出入りするモンスズメバチ。殺虫剤をスプレーすると土の中から聞こえてくるモンスズメバチのもがく音。バールやシャベルで土を掘り返してやっと見つけた巣など、駆除シーンを動画で紹介する。
「天栄村でスズメバチ駆除- 天栄村役場から緊急要請!イベント開催間近、会場の芝生からスズメバチが出入りする!」
モンスズメバチの土中の巣が出入り口としていた穴から1メートルも離れていたことは、想定外で驚いた。モグラが掘った穴と思われる縦横無尽に土の中に拡がる空洞を巣を作る場所として選んだことにも驚いた。
この驚きは、モンスズメバチの巣は、出入り口の近くにあるはずと思い込んでいたことが、みごとに裏切られたことからきている。
モンスズメバチは、土中、樹洞、屋根裏など見えない場所に巣を作る習性があって厄介なスズメバチだ!
モンスズメバチはキイロスズメバチのように引っ越しする習性がある。家族が増えて巣が手狭になれば、引っ越しをするという手段で新しい新天地に巣を作るのだ。
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