〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
田村市で畑がある土手には、山林のスギの伐採木が積み重ねられている。
その積み重なる伐採木の中にスズメバチが巣を作っていて、かなりの数のスズメバチたちが飛び回っていた。
これでは、畑に行けないと駆除を依頼された(2019年9月8日)。
畑がある土手には山林のスギを伐採した太い丸太が積み重なり、その中からスズメバチが頻繁に出入りする。
スズメバチは、凶暴なキイロスズメバチだった。
スズメバチの出入りがひっきりなしで、これでは危なくて畑にも近寄れない。
スズメバチは積み重ねられた丸太の奥の方から出入りしているが、巣は見えない。
太くて重い丸太を動かさないと駆除できないなんて最悪の状態でないことを祈っていた。
キイロスズメバチやオオスズメバチは、こんな伐採木を積み重ねた場所を好んで巣を作る。
スズメバチが出入りする所もおおよそ分かったので、駆除の準備をする。
田村市でスズメバチ駆除の現場
スズメバチが堆積された伐採木からわき出る(田村市)
先ずは、スズメバチが出入りしていた所から巣に届けとばかりに殺虫剤をスプレーする。
殺虫剤をスプレーしながら障害物を取り除き巣を探す。
ここからは、スズメバチに攻撃されながらの駆除作業となる。
障害物をどけながら、スズメバチが出てくる奥の方向をねらって殺虫剤をスプレーする。
スズメバチが出入りする所(田村市)
スズメバチの出入り口から殺虫剤をスプレー(田村市)
スズメバチの巣は、障害物をどかしてどかしても なかなか出てこない。
障害物をどけてゆき、やっと丸太の隙間から巣の一部が見えてきた。
伐採木が複雑に重なり合って、その隙間からしか巣を取り出せそうになかった。
この時には、すでに巣の中から外に出てくるスズメバチはいなかった。
当初心配していた太い伐採木を動かす必要はないようだが、狭い隙間から巣を取り出すには苦労しそうだった。
巣を丸ごと取り出せないので、巣は細切れにして巣の破片を1個1個づつ取り出すことにした。、。
大きなキイロスズメバチの巣だったので、外出から巣に戻ってきた多数のスズメバチも加わり現場は大騒ぎ状態だった。
このようにスズメバチが大騒ぎすると刺される危険度が高くなるので、スズメバチを粘着板を使って捕虫し、スズメバチの攻撃を少なくする。
スズメバチの巣を伐採木の下に発見(田村市)
スズメバチの巣をバラバラにして取り出す(田村市)
丸太と丸太のちょっとした隙間から奥の方に手を伸ばして手探りで巣を細切れにして取り出す。
なかなか思うように進まない。
巣が見えないので、どこにあるかを手探りするため、ストレスがたまり、くたびれる作業だ。
やっとみえない巣がどんな風になっているかがわかり始め、撤去作業が進む。
最後に手探りで巣が残っていないことを確かめて巣の撤去を完了する。
撤去した巣の巣盤には、たくさんの白いまゆをかぶった蛹だらけだった。
駆除したスズメバチの巣を撤去した跡(田村市)
駆除したスズメバチの巣(田村市)
山林に囲まれた畑の土手に伐採した丸太が積み重ねられて、その中から頻繁にスズメバチが出入りしている様子。
その出入りするところまで近づくと、積み重ねられた丸太の奥の方からスズメバチが出てくる様子。
先ずは、スズメバチが奥から出てくる所から奥に向かって殺虫剤をスプレーする様子。
巣を探すために障害物となる枝葉を取り除きながら、スズメバチが出てくる奥の方をねらって殺虫剤をスプレーする様子。
そして、ついに巣の一部が丸太と丸太の隙間から巣を見つけた様子。
その隙間からスズメバチの巣を細切れにしながら取り出す様子。
取り出したスズメバチの巣を観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「田村市でスズメバチ駆除- 土手からスズメバチ(Vespa simillima)が出入り!怖くて畑に行けない!」
伐採木が積み重なっているところにスズメバチが巣を作ると、スズメバチの巣が見えることは少ない。
スズメバチの巣は、複雑に積み重なる丸太や枝葉の下方で地面に近い所に巣を作っている場合が多い。
そのため、地面近くにある巣に達するまで障害物をどけ続けることになる。
また、どこにあるかわからない巣を手探りで探しながらなので、巣から出てくるスズメバチの激しい攻撃も受け続けることになる。
このように非常に危険な駆除でくたびれる作業だったので、駆除が完了した時の達成感は大きかった。
この現場のスズメバチの巣は、外から殺虫剤をスプレーするくらいでは、駆除できなかったキイロスズメバチの巣だった。
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