〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
田村市でお盆をまじかにひかえて、昨日 お墓を見回りしていたら、お墓の灯篭からスズメバチ出入りしているのを見つけた。
灯篭のデザインとしてあけられた500円玉ほどの穴からスズメバチが潜り込んで灯篭の中にハチの巣を作っているようだ。
このスズメバチ駆除を依頼され、直ちに現場に向かう(2019年7月31日)。
この日は暑く、灯篭の中にある蜂の巣の入り口で蜂の巣の中を冷やそうとスズメバチたちが集団で羽をふるわせて風を内部に送り込んでいた(旋風行動)。
スズメバチは、乱暴者のキイロスズメバチだった。
スズメバチは灯篭のデザインとしてあけられた 3つの穴の中で特定の1つの穴から出入りしていた。
その穴は、灯篭の中にある蜂の巣の巣穴でもあった。
灯篭には傘があるので、その傘を外さない限り蜂の巣は撤去できない。
その傘は頑丈に作られていたので、石材店さんにはずしてもらうことにした。
田村市でスズメバチ駆除の現場
スズメバチがお墓の灯篭の中に出入り(田村市)
先ずは、灯篭の中にある蜂の巣の巣穴から確実に殺虫剤をハチの巣の中に注入する。
殺虫剤を蜂の巣に注入後、スズメバチが静かになったところで石材店さんに灯篭の傘をはずしてもらった。
灯篭内のスズメバチの巣の巣穴から殺虫剤注入(田村市)
灯篭内にあるスズメバチの巣の巣穴(田村市)
灯篭からはずされた傘の天井には、越冬を終えた女王蜂が単独で蜂の巣を作り始めた初期巣の痕跡があった。
石材店さんに灯篭の傘をはずしてもらう(田村市)
女王蜂が単独で作った初期巣跡が灯篭の傘に(田村市)
キイロスズメバチの巣は、灯篭の形状にあわせて作られ、灯篭内いっぱいになるほど、大きくなっていた。
撤去作業をしていると、蜂の巣に外出から戻ってくるスズメバチの数がドンドン増えて気になると、粘着板で捕虫した。
外出から蜂の巣に戻ってくるスズメバチが多いので、その対策を独自の方法で行った。
灯篭の中にスズメバチの巣(田村市)
スズメバチの巣の撤去作業(田村市)
駆除したスズメバチの巣を観察すると、スズメバチの巣は7層になっていた。
白いまゆをかぶった蛹が目立ち、駆除せずに放置していたら、1週間後には、たくさんの羽化したスズメバチたちが にぎやかに飛び回っていただろう。
灯篭からスズメバチの巣を撤去した跡(田村市)
駆除したスズメバチの巣(田村市)
灯篭の中にある蜂の巣の入り口で蜂の巣の中を冷やそうとスズメバチたちが集団で羽をふるわせる旋風行動をしている様子。
灯篭の中にあるスズメバチの巣の巣穴から殺虫剤を注入後、灯篭の傘を石材店さんに はずしてもらう様子。
灯篭の傘がはずされ、あらわになった灯篭内のスズメバチの巣の様子。
灯篭の中からスズメバチの巣を撤去する作業の様子。
外出から蜂の巣に戻ってきたスズメバチたちを粘着板で捕虫している様子。
駆除したスズメバチの巣を観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「田村市でスズメバチ駆除- お盆間近!お墓の灯篭の中にスズメバチ(Vespa simillima)の巣が!」
お盆の季節になると、お墓の掃除やお墓参りなどで墓地に行くことが、とりわけ多くなってくる。
キイロスズメバチは、お墓の中やお墓の周りの土の中に蜂の巣を作っていることが多く、その場合は蜂の巣が見えない。
そのため、スズメバチの巣があることに気付かず、蜂の巣を刺激してしまってスズメバチに刺される事故が多い。
お盆の季節になると、スズメバチが爆発的に羽化してきて、たくさんのスズメバチが飛び回り始める。
お墓の掃除や草刈り作業、お墓参りに行く時には、「スズメバチが飛び回っていないか」「スズメバチが出入りする場所はないか」などに気を配る必要がある。
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