〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
白河市にお住いのお客様から電話でお問い合わせをいただきました。
スズメバチが雨戸の戸袋から出入りするのを1週間前に見ました。昨日とおとといも2日連続でスズメバチを見かけましたとのこと。
「雨戸の戸袋にスズメバチの巣があるかもしれないので、現場を見てもらえませんか」というのお問い合わせをいただき、現場にうかがうことにしました(2019年8月25日)。
現場に到着してからスズメバチが出入りを確認するまでには、かなりの時間がかかりました。しばらく待って、やっとスズメバチが外出から戻ってきました。
ところが、スズメバチは、警戒して巣に なかなか戻ろうとせず、そこらじゅうを飛びまわります。飛びまわっているスズメバチのお尻が黒いのを確認してヒメスズメバチということが分かりました。
やっと戸袋のあたりをウロウロしますが、警戒して なかなか巣に戻ろうとしません。ヒメスズメバチは、警戒心が旺盛で神経質なスズメバチです。
さんざん飛び回った後に、やっと雨戸の戸袋の底の方から中に入っていきました。そのスズメバチが入った場所には隙間があって、そこから戸袋の中の巣に戻ったようでした。
白河市でスズメバチ駆除の現場
スズメバチが戸袋の底の隙間から巣に戻る(白河市)
その隙間から懐中電灯を照らしてスズメバチの巣を確認しようとしましたが、隙間が狭すぎて見えません。そこで、この戸袋の底にある隙間からファイバースコープを挿入して戸袋の中を観察することにしました。
すると、電球の傘のような形で巣の底が開放的な巣盤が丸見えのヒメスズメバチの典型的な巣を確認できました。戸袋の底から50cmほど高い場所に巣がありました。
スズメバチの巣をファイバースコープで覗く(白河市)
戸袋の中にあったヒメスズメバチの巣(白河市)
いよいよ駆除を開始します。
ヒメスズメバチの巣は底が開放的なので、巣の下の方から殺虫剤をスプレーすれば、巣盤全体にかかることになります。ということで、戸袋の底の隙間からスズメバチの巣をねらって殺虫剤をスプレーしました。
すると、殺虫剤があたったスズメバチたちの羽音がゴーゴーという轟音になって戸袋の中から聞こえてきました。そして、殺虫剤がかかっているので、もだえ苦しみながらスズメバチたちが巣から落下し、次々に隙間から出てきます。
蜂の巣を狙い戸袋の隙間から殺虫剤スプレー(白河市)
殺虫剤がかかり苦悶し外に出てきたスズメバチ(白河市)
続いて、戸袋に収納されていた雨戸を引き出し、空になった戸袋の中の巣を確認します。懐中電灯を照らしながら戸袋の隙間から中をのぞき込むと、スズメバチの巣が見えました。
そのヒメスズメバチの巣を確認しながら雨戸の隙間からかき出し棒を挿入し、巣をかき落としました。
撤去した8月下旬のヒメスズメバチの巣の巣盤は2層になっていました。巣盤の上層は羽化跡と老熟幼虫と白い繭をかぶった蛹でいっぱいになっていましたが、下層の巣盤では卵と幼虫だけでした。
まだ巣跡の戻ってくるスズメバチがいます。その戻ってくるスズメバチ対策はしっかりと行いました。
戸袋の中に作られたスズメバチの巣(白河市)
駆除したヒメスズメバチの巣(白河市)
外出から戻って来たヒメスズメバチが、なかなか戸袋の中の巣に戻ろうとしないで、警戒して飛び回っている様子。飛び回っていたスズメバチがやっと戸袋の底の方から戸袋の中に入って行く様子。
戸袋の底にある隙間からファイバースコープを挿入して戸袋の中にあった巣を観察している様子。戸袋の上方にある巣をねらって戸袋の底の隙間から殺虫剤をスプレーしている様子。
殺虫剤がかかったスズメバチたちがゴーゴーという羽音ともに巣から落下して、もがきながら外に出てくる様子。戸袋に収納されていた雨戸を引き出した後に、戸袋の隙間から懐中電灯を照らして中をのぞき込んでスズメバチの巣を確認している様子。
駆除したスズメバチの巣を観察している様子。これら一連の様子を動画で紹介します。
「白河市でスズメバチ駆除- 雨戸の戸袋からスズメバチ(Vespa ducalis)が出入りしている!」
ヒメスズメバチの特徴を知れば、駆除の方法も さまざまな視点から考えることができます。
例えば、「ヒメスズメバチの巣は、電球の傘のような形で巣の底が開放的なので巣盤が丸見え」です。この現場で行ったように巣の下の方から殺虫剤をスプレーすれば、巣の傘の中にある巣盤にも殺虫剤がかかると判断できます。
ヒメスズメバチは、日本のスズメバチの中では、最も小さな所帯の巣を作り、さらに非常におとなしいという特徴があります。そのため、ヒメスズメバチをきちんと理解して怖くないと思えば、駆除せずに共存するということも可能です。
スズメバチには種類があって、それぞれに個性的な特徴があります。世の中の多くの方は、「スズメバチは種類に関係なく みんな同じだ」と一括りにして「スズメバチ」と扱っていることに、ものすごい違和感を感じます。
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