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白河市でテラスの天井にスズメバチが巣を作っていました。
直径20cmほどの巣を作っているので、駆除してほしいと駆除を依頼されました(2019年8月12日)。
スズメバチの巣は、引っ越しする習性があるキイロスズメバチの引っ越し巣です。
このキイロスズメバチの引っ越し巣は、どこか近くにある巣から引っ越してきて作られた巣です。
巣の上には、たくさんのスズメバチが群がっていました。
小さな脚立を設置してスズメバチの引っ越し巣の駆除を開始します。
スズメバチの巣の巣穴を目がけて殺虫剤を巣の中に吹き込みます。
蜂の巣の中が静かになったところで、蜂の巣を撤去します。
引っ越し中の巣には、外出から戻ってくるスズメバチと母巣から集合してくるスズメバチがいます。
引っ越し巣の撤去後、これらのスズメバチに対する対策を実施しました。
引っ越し巣は、4層になっていて、その勢いは これからというところでした。
引っ越し巣の中からは、女王蜂が出てきました。
近くに引っ越し前の巣である母巣があるはずと探すことにしました。
すると、通学路になっているという土手で雑草に隠れた直径15cmほどの母巣を発見しました。
母巣の前でいきなりスズメバチに襲われてしまいました。
キイロスズメバチは神経質なので、巣のそばにいると警戒して襲ってくることがあります。
母巣を駆除するため、スズメバチの母巣に殺虫剤を吹き込みます。
母巣の中から聞こえてくる羽音からすると、巣の中に入りスズメバチの数は少なさそうです。
母巣を撤去しました。
このスズメバチの母巣を解体しました。
母巣は2層になっていました。
母巣の中にはわずかな 老熟幼虫と繭をかぶった蛹がいました。
引っ越し巣と母巣の直線距離は、30mほどで、極めて近いところにありました。
引っ越し前の巣(母巣)も駆除しないと、再び巣が作られることが多いです。
テラスの天井に作ったスズメバチの引っ越し巣を駆除しました。
引っ越し前の巣(母巣)を探し出して駆除しました。
この引っ越し巣と母巣の駆除シーンを動画で紹介します。
「白河市でスズメバチ駆除- キイロスズメバチ(Vespa simillima)の引っ越し巣と引っ越し前の巣(母巣)」
キイロスズメバチの女王蜂が土の中に巣を作る場合、引っ越しすることを前提に作ることが多いです。
母巣は、越冬を終えた女王蜂が作り始めた巣で、土の中などの狭い閉鎖空間に作ることが多いです。
その母巣で家族が増えて、巣が狭くなると、近くの軒下などの開放的な場所に引っ越しっ巣を作ります。
キイロスズメバチの引っ越しは、7~8月に行われます。
キイロスズメバチの引っ越し時期の駆除は、引っ越し巣と母巣を見つけ出して同時駆除が理想です。
ところが、母巣が土の中など巣が見えない場所に作るので探し出すことが難しいです。
母巣を探し出すには、母巣を探してきたという経験の蓄積と勘が必要です。
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