白河市でスズメバチ駆除- スズメバチは油断できない！２年連続でボイラー室に蜂の巣！

ボイラー室の配管が通る外壁のわずかな隙間でキイロスズメバチが頻繁に出入りしている。

スズメバチは昨年と同じ暴れん坊のキイロスズメバチだ。

ボイラー室の中のスズメバチの巣の様子が分からないと、どのように駆除を進めてよいかわからない。

そこで、防護服に着替え、先ずはボイラー室のドアを開けて室内をのぞいてみる。

できるだけスズメバチを刺激しないようにドアをソーッとあける。

予想に反してボイラー室の中は真っ暗で、スズメバチの巣がどうなっているかわからない。

一旦ドアを閉め、懐中電灯を準備して、再びスズメバチの巣の様子を確認することに・・・

ドアを開けてスズメバチの巣を懐中電灯で照らした瞬間、スズメバチがいきなり襲ってきた。

ドアの開閉を２度も続けたので、スズメバチたちを警戒態勢モードにしてしまったようだ。

このボイラー室内にあるスズメバチの巣の位置を勘違いしてしまった。

スズメバチの巣は、スズメバチが出入りする隙間の真上にあると、この時に思い込んでしまった！

そのため、先ずは外壁の隙間から殺虫剤をスプレーして蜂の巣の中に確実に届かせようとした。

これで、少なくとも巣の中のスズメバチたちは静かになるはずと思っていた。

ところが、ドアを開けるとスズメバチたちに激しい攻撃をされた！

思っていたことと違うことが起きて戸惑いながらも駆除を続ける。

スズメバチの巣に指で穴をあけて、そこから巣の中に殺虫剤を吹き込む。

これでスズメバチたちも静かになって駆除は、なんとかできたようだ。

思い描いていた駆除の状況と異なることが多く、なんとなくシックリこない。

ここで、スズメバチたちが出入りしていた外壁の隙間から巣の底までの距離が３０ｃｍほども離れていたことに気づく。

最初に外壁の隙間から吹き込んだ殺虫剤は巣に届かずに、むしろスズメバチを興奮させていたのだ。

その結果、スズメバチたちに猛反撃をされてしまった！

なんとかスズメバチを駆除できたからよかったが、そもそも巣の位置を間違えたことを反省する。

気を取り直して、スズメバチの巣の撤去作業を進める。

巣跡に戻ってくるスズメバチも多く、これらのスズメバチ対策も独自の方法で実施した。

駆除・撤去したスズメバチの巣を観察する。

スズメバチの巣は、４層になっていた。

２年も連続してボイラー室にキイロスズメバチに巣を作られた。

去年も今年も、スズメバチが出入りしていたのは、ちょっとした隙間だった。

キイロスズメバチは、他の種類のスズメバチたちよりも早く、越冬を終えた女王蜂が巣作りを始める。

キイロスズメバチの女王蜂は、まだ肌寒い春先には暖かい場所を巣を作ることを好む傾向にある。

そのためか風呂場の換気口などの暖かい場所に巣を作ることが多く、ボイラー室も暖かい場所として選ばれていたのかもしれない。

このような場所は、キイロスズメバチの女王蜂に潜られないように ちょっとした隙間でも見逃さずに埋める必要があるだろう。

この駆除現場のスズメバチの巣が巨大化する前だったので、駆除の進め方に落ち度があっても なんとか駆除できた。

ボイラー室の中に巨大化した蜂の巣があったとしたら、想像を絶するようなスズメバチの反撃をされただろう。

スズメバチ駆除は、思い込みが一番の敵だと考えて行動しなければと反省する。