〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
家の周りをたまたま点検していた。
すると、2階の軒下の壁にベタッとへばりついた蜂の巣を見つけた。
この蜂の巣は、変わった形をしている。
このような蜂の巣は初めて作られたと駆除を依頼することにした(2018年6月13日)。
蜂の巣は、今までに見たこともないような変形した逆トックリ型をしていた。
蜂の巣の正体は、コガタスズメバチの女王蜂が単独で作った初期巣だった。
コガタスズメバチの巣の特徴である先端部分が細くなっていたので、成虫は女王蜂だけだとわかる。
本当にコガタスズメバチの巣だろうかと疑ってしまうほどの変形ぶりだ。
蜂の巣は家の裏の2階の軒下で壁の角にへばりつくように作られていた。
白河市でスズメバチ駆除の現場
2階の軒下の壁にへばりつくスズメバチの巣(白河市)
女王蜂が蜂の巣の中にいるだろうかと思いながら、工夫して蜂の巣の中に殺虫剤を送り込んだ。
蜂の巣では反応がなく、女王蜂は外出していて蜂の巣の中にはいなかった。
とりあえず蜂の巣を撤去して女王蜂が戻るのを待った。
数十分ほど待つと女王蜂がやっと外出から戻ってきた。
戻ってきた女王蜂は巣がないことに驚き右往左往していた。
その女王蜂にねらいを定めて殺虫剤をスプレーしたら、地面に落下した。
スズメバチの巣に殺虫剤を注入後の様子(白河市)
撤去した巣跡に戻ってきたスズメバチの女王蜂(白河市)
撤去した蜂の巣を解体して観察すると、サナギになったものもいた。
放置していたら少なくても2週間以内には働き蜂が成虫になって出てくるところだった。
駆除したスズメバチの女王蜂(白河市)
駆除したスズメバチの巣と女王蜂(白河市)
白河市で変形した逆トックリ型をしたコガタスズメバチの巣が2階の軒下の壁にへばりついている様子。
巣を撤去した巣跡に戻ってきた女王蜂の様子。
撤去したスズメバチの巣を解体して観察している様子。
これらの一連の様子を動画で紹介する。
「スズメバチ駆除 in 白河市- 壁にベタッとへばりつく変形型の逆トックリ型の巣!」
コガタスズメバチの女王蜂が作る蜂の巣は、変形した逆トックリ型であっても先端部分の筒状の細い部分を持っていることが基本構造のようだ。
福島では5月上旬あたりから越冬を終えたばかりのコガタスズメバチの女王蜂が単独で巣を作り始める。
6月上旬まであれば、家の周りの軒下を中心に点検すれば、まだ成虫が女王蜂しかいない逆とっくり型の巣を見つけられることをこの事例は物語っている。
この逆とっくり型の蜂の巣を見逃せば、9月ごろにはバレーボールくらいの大きさになる。
そのときには、蜂の巣の中に100匹ほどの成虫がいることになる。
コガタスズメバチの巣を少なくとも6月上旬まで見つければ、女王蜂1匹の駆除と巣の撤去で駆除できる。
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