〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県大玉村で納屋の天井に10cm程度の大きさのスズメバチの巣が作られていた。飛んでいる姿は黒っぽいとのこと。
コガタスズメバチだろうと推測して現場に向かった(大玉村、2019年7月15日)。
スズメバチの巣があった納屋は駐車場にもなっている建物であった。荷物を片付けるための棚が壁側にあって、その壁際の天井にスズメバチの巣があった。
ハチの巣は、直径10cmほどのコガタスズメバチの巣だった。その巣は、どうしたわけか壊れたような大きく開いた巣穴を持っていた。
その巣穴から巣内の様子が丸見えだ。スズメバチたちは、その巣の修復作業をしていた。
大玉村でスズメバチ駆除の現場
大玉村でスズメバチ駆除の現場
棚に上って駆除することにした。ハチの巣に近づくと警戒して、巣から飛び出したスズメバチが周りを飛び回る。
ハチの巣の目と鼻の先まで近づき、いざ殺虫剤をスプレーしようとした瞬間に警戒した2匹のスズメバチが巣から飛び出してきた。すかさず、巣穴を目がけて殺虫剤をスプレーした。
殺虫剤がかかったスズメバチたちが、天井の蜂の巣から苦しがって落下してゆく。下の方で駆除の様子を見ていたお客様に、もっと離れていないと危ないと注意を促した。
駆除の直前に警戒して巣を出たスズメバチが周りを飛び回る。ブンブンという羽音を聞きながら天井にへばりついていた蜂の巣を撤去した。
外出していたスズメバチも巣に戻って来て、一層さわがしくなった。この巣跡に戻るスズメバチ対策を独自の方法で実施した。
駆除したスズメバチの巣を解体した。巣盤は1層で、そこには働き蜂が成虫になった証である25~30匹ほどの羽化跡があった。
直径10cmほどの蜂の巣だったので、思ってたよりも成虫になった働き蜂が多かったことに驚いた。
駆除したスズメバチの巣(大玉村)
駆除したスズメバチの巣を解体(大玉村)
納屋の壁際の天井に作られたコガタスズメバチの巣の巣穴が異様に大きい様子。
殺虫剤をスプレーしようと蜂の巣に近づいた時、巣内にいたスズメバチたちが反応して巣から飛び出す様子。
警戒して周りを飛び回るスズメバチたちを背後にして、殺虫剤のスプレー、巣の撤去と続く様子。
撤去した蜂の巣を解体すると、そこには25~30匹ほどの働き蜂の羽化跡あった。
これらの一連の様子を動画で紹介する。
「大玉村でスズメバチ駆除- 異常に大きく開いた巣穴を持つスズメバチの巣を駆除!」
このスズメバチの巣は、つい最近に何らかの刺激が加わって蜂の巣が壊され、大きな穴が開いた状態になった。
それがハチの巣に近づいただけでも警戒してスズメバチたちが巣から飛び出してきた理由だ。
コガタスズメバチの場合、巣に刺激を加えないようにソッーと近づけば、これほどまでに警戒して巣から飛び出すことはない。
ハチの巣が壊れるほどの刺激を加えたコガタスズメバチの巣は、へたに近寄れば警戒されて攻撃されることをこの事例は教えている。
お電話でのお問合せ・ご相談
お電話およびフォームでのハチ・スズメバチに関するお問合せやご相談は年中無休で24時間 ルイワン代表の大類が受け付け・対応しております。いつでもご連絡ください。