〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県大玉村にある森の民話茶屋にスズメバチの巣が作られていると大玉村役場から緊急駆除を要請された(2018年9月26日)。
森の民話茶屋は、森の中でふるさとの民話と手作り伝統食をつなぐ大玉村のくつろぎ茶屋だ。
その2階建て茶屋の軒下にスズメバチが直径20~30cmの巣を作っているとのこと。
高さ7mほどの軒下に直径30cmほどのスズメバチの巣があった。スズメバチは、巣を引っ越しする習性があるキイロスズメバチだ。春先から作っていた巣ではなく、この近くから引っ越してきた巣だ。
最も警戒すべき危険な時期の9月のキイロスズメバチの巣でスズメバチたちの出入りも激しい。
スズメバチのちょうど真下には物置があったので、その屋根に上って駆除することも考えた。
結局、屋根に上ってスズメバチに騒がれながら駆除するよりも、地上から独自の方法で静かに駆除した方がいいだろうと判断した。
大玉村でスズメバチの巣(矢印)駆除の現場
大玉村で森の民話茶屋に作ったスズメバチの巣
先ずは、スズメバチの巣の中に確実に殺虫剤を送り届ける独自の方法で巣内のスズメバチを殺虫することから始めた。
続いて、巣内にいるスズメバチが確実に殺虫されたと確信したら、独自の方法で巣を撤去した。
9月のキイロスズメバチの活動が最も盛んな時期、巣を駆除・撤去後も外出から戻ってくるスズメバチの数も半端ない。巣を撤去後に戻ってくるスズメバチの数が多いと巣が再生されることがあるので、戻り蜂対策を独自の方法でしっかりと施した。
大玉村で高所のスズメバチの巣に殺虫剤を注入
大玉村でスズメバチの巣を駆除撤去後の巣跡
駆除した巣の内部からは女王蜂の死骸も出てきた。女王蜂を殺したとしても生き残ったスズメバチが多数いれば、巣を再生することがある。
駆除後に解体した巣の内部を観察した。ハチの巣の内部にいた蛹や羽化跡の様子からして引っ越してきたのは、やっぱり7月ごろだと推定した。
大玉村で駆除したスズメバチの巣
大玉村で駆除したスズメバチの巣の女王蜂(左)
大玉村にある2階建ての「森の民話茶屋」の軒下に作った直径30cmのキイロスズメバチの巣を駆除してほしいと大玉村役場から緊急駆除の要請があった。
そのハチの巣を駆除する主な過程を撮影したので、動画で紹介する。
「大玉村でスズメバチ駆除- 森の民話茶屋の軒下に大きなスズメバチの巣!」
「森の民話茶屋」という名前のごとく森という環境条件の中に建物があった。過去に何度も厄介なキイロスズメバチに巣を作られたとのこと。
観光の季節となれば多くのお客さんが安らぎを求めて訪れてくる場所。そこにスズメバチの巣があれば、刺される危険があるので、有無を言わさず見つけ次第、駆除することとなる。
森を抱えている場所の建物に巣をよく作るキイロスズメバチはくせ者のスズメバチなのだ。スズメバチの中では身体は小さいながら凶暴で大きな巣を作り、そこにいる働き蜂の数も半端ない。
さらに、この事例のように高所に巣を作ることが多いのはもちろんのこと、壁間や屋根裏などの閉鎖空間と駆除しにくい場所に巣を作ることを得意としている。引っ越しをすることや秋には性格が変わったように変貌するなどの習性があって面倒で厄介なスズメバチ、それがキイロスズメバチなのだ。
「スズメバチ駆除の専門家として最も駆除しにくいスズメバチの中は?」と聞かれたら迷わずキイロスズメバチと答える。
キイロスズメバチが私たちの身近にいる限り、低料金で安全に迅速に駆除することは、スズメバチ駆除の専門家が探求し続けるべきテーマなのである。
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