〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
集会場を管理する地区の役員さんからスズメバチ駆除を ご依頼されました。
7月の集落の草刈りの時は、スズメバチの巣はありませんでした。ところが、いつの間にか集会場の玄関の真上に大きなスズメバチの巣が作られていました。
秋のお祭りがあるので、このスズメバチの巣は放置できません。巣を取ってあげるという方がいたのですが、蜂の巣が大きくて無理と断られてしまいました。
そこで、スズメバチ駆除を依頼することになりました(2019年10月4日)。
集会場のまさに玄関の真上に直径35cmほどの大きな蜂の巣がぶら下がっていました。蜂の巣は、凶暴なキイロスズメバチの引っ越し巣です。
キイロスズメバチには、引っ越しする習性があります。越冬を終えたキイロスズメバチの女王蜂が作り始めた巣が家族が増えて手狭になったので引っ越してきたのです。
数十匹もの働き蜂による新しい巣作りから始まり、家族が次々に新しい巣に集合してきて、日を追うごとにドンドン大きな巣になっていきます。このキイロスズメバチの引っ越しは7~8月に行われます。
7月の集落の草刈りの時、スズメバチの巣がなかった理由は、キイロスズメバチがまだ引っ越してなかったのです。草刈りが終わった後に、集会場の玄関の真上にスズメバチが引っ越してきました。
小野町でスズメバチ駆除の現場
スズメバチの巣が集会場の玄関の真上に(小野町)
防護服に着替え、一挙に駆除するために脚立を持って巣に近づき、脚立を巣の真下に設置します。直ちに脚立を上り、巣穴から殺虫剤を巣の中に吹き込みます。
10月の巣という大きな巣であることから巣穴からだけでなく、巣のあらゆるところに指で穴をあけて、そこから殺虫剤を巣の中に吹き込みます。巣の中からはガーガーというスズメバチが苦悶して暴れまわる轟音が聞こえてきます。
スズメバチの巣に殺虫剤をスプレー(小野町)
スズメバチの巣をネットで撤去する(小野町)
巣の中が静かになった頃にネットを使って巣を撤去します。大きくなったキイロスズメバチの巣をネットを使って撤去すると、天井にガッチリと貼りついた巣の根元と巣盤の1層が残ってしまいました。
天井に残った巣の根元の部分は重い巣を支えるため、頑丈に作られているのです。この残った巣はスクレーバーで削り取りました。
巣を撤去後には、大きくなった巣ほど巣跡に戻って飛び回るスズメバチが多いので、そのスズメバチ対策はしっかりと行う必要があります。その対策は、飛び回るスズメバチを粘着板でおおよそ捕虫し、巣跡に設置します。
粘着板に捕虫されたスズメバチに巣跡に戻ってきて飛び回るスズメバチたちが誘引されて、次々に粘着板に捕虫されていきます。この習性を利用して巣跡に戻るスズメバチ対策としています。
スズメバチの巣の根元の巣盤が最も丈夫(小野町)
スズメバチの巣を撤去した巣跡(小野町)
駆除・撤去したスズメバチの巣を解体して中を観察しました。10月上旬のキイロスズメバチの巣の巣盤は、6層になっていました。巣の中から新女王蜂たちがたくさん出てきました。
キイロスズメバチの新女王蜂は、1個の巣に数百匹ほど誕生すると言われています。
駆除したスズメバチの巣(小野町)
駆除したスズメバチの巣にいた新女王蜂たち(小野町)
集会場の玄関の真上に作られたキイロスズメバチの引っ越し巣の様子。そのキイロスズメバチの引っ越し巣を駆除・撤去している様子。
駆除した巣を解体して巣の中を観察している様子。これら一連の様子を動画で紹介しています。
「小野町でスズメバチ駆除- 危なくて集会ができない集会場の玄関の真上に蜂の巣!」
キイロスズメバチは、今まで何もなかったところに7~8月にいきなり引っ越してきて、ドンドン大きな巣になっていきます。このキイロスズメバチの引っ越しの習性を知らないと、非常に不思議なことが起こるもんだと考える方が多いと思います。
ここで駆除・撤去したキイロスズメバチの巣から新女王蜂たちが出てきました。キイロスズメバチの女王蜂は 1年の寿命を持ち、秋には新女王蜂に子孫繁栄のバトンを渡して死んでしまいます。その新女王蜂の数が 1個の巣当たりで数百匹とたくさん誕生することに驚きます。
この新女王蜂たちのすべてが、来年に巣を作ったら、あたりがスズメバチの巣だらけになってしまいます。ところが、そのようになってこなかったことに自然の厳しさと自然の絶妙なバランス感覚に目に見えない大きな力を感じます。
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