〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
二本松市でスズメバチが「いやに飛び回るなぁ」と思って「もしかするとスズメバチの巣があるのでは?」と探してみました。
すると、普段は滅多に行かない倉庫の裏側の軒下にサッカーボールくらいのスズメバチの巣を見つけました。まさか倉庫の裏にスズメバチの巣があるとは思ってもいませんでした。
スズメバチ駆除のご依頼を受け、現場に着いたのは夕方になっていました(2020年9月 6日)。
平屋建て倉庫の裏側の軒下にスズメバチの活動最盛期の巣がぶらっ下がっていました。スズメバチは乱暴者のキイロスズメバチです。
キイロスズメバチには引っ越しする習性があります。このキイロスズメバチの巣も引っ越し巣です。
日が暮れたばかりでスズメバチたちは巣の表面にウジャウジャいて まだ活発に活動しています。
キイロスズメバチ活動最盛期の巣だけあって、その活動の様子は活気に満ち溢れています。それが恐怖感を呼び起こします。
スズメバチに気づかれないように脚立を巣の下に設置します。
殺虫剤を片手に脚立を静かに上がって巣に近づきます。スズメバチたちは作業に夢中のようで攻撃を全くしてきません。
すかさず、スズメバチが気づかれる前に殺虫剤をスプレーします。どのくらいの量の殺虫剤をスプレーしたかによって、巣の中が静かになるまでの時間が異なります。
この時は、いつもよりも多めに殺虫剤をスプレーしたので、巣の中が静かになるまでに さほど時間がかかりませんでした。
スズメバチの巣の中からもがく羽音があまり聞こえなくなったところで、巣を撤去しました。
スズメバチの巣の撤去後も大変で、重くなった巣が落下しないように軒下にガッチリくっつけた巣跡をきれいにします。
日が落ち始めたころから始まった駆除なので、巣跡に外出から戻るスズメバチもいます。そのために巣跡に戻るスズメバチの対策も実施しました。
巣を撤去後にスズメバチの巣を解体して中を観察します。巣の中から出てきたスズメバチの成虫の数は数百匹はいます。
女王蜂もたくさんいるスズメバチたちの中から見つけ出しました。
巣の巣盤は6層になっていました。活動最盛期の巣だけあって蛹が入っている白い繭が目立っています。
この巣の中の状況からすると7月頃に引っ越し始まって作られていることがわかります。
この時点で蛹だったものは、2週間以内にはすべて羽化して成虫になって出てきます。今でさえ、かなりの数のスズメバチが飛び回っていました。
スズメバチの巣を駆除せずに放置していたらと、2週間後を想像するとゾッとする光景が広がりませんか?
倉庫の軒下に作ったキイロスズメバチがメチャメチャに活発に活動する活動最盛期の様子をご覧ください。
駆除のために巣に近づいても無心なって作業しているため、駆除しようとする私に気づきません。そこで、すかさず駆除を開始し、巣の撤去へと続きます。
撤去したスズメバチの巣を解体すると、さまざまなことがわかります。解体した巣を見ながら様々なことを説明しています。
これらの内容を動画で紹介しています。
二本松市でハチ駆除・スズメバチ駆除- メチャ活発に活動する蜂の巣!倉庫軒下の引っ越し巣!」
キイロスズメバチの引っ越し巣は7~8月に突然に作られるので、気づいた時には大きくなっていることが多いです。
もともとキイロスズメバチは繁殖力がありますから、あれよあれよという間に巣が大きくなって、飛び回るスズメバチの数も恐ろしいほど多くなります。
倉庫の裏側ともなれば滅多に行くことがない場所です。このような場所に作ったスズメバチの巣を見つけるのは「いやに飛び回るなぁ」と思ってちょっと探してみた時ではないでしょうか。
キイロスズメバチが巣にメチャメチャに出入りする活発な活動最盛期は、圧倒されるほどのスズメバチのエネルギーを感じます。
9月になると、そのことにプラスされてキイロスズメバチが凶暴化する季節でもあるのです。この事例では、巣に静かに近づけばスズメバチにあまり攻撃されることなく駆除作業ができました。
もう少し経てば、巣に近づいただけでも攻撃される季節が、すぐそこに来ていました。
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