〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
「郡山市の道路わきにある木の樹洞にスズメバチが巣を作っている。木に近づくとスズメバチが威嚇してきて危険な状態」とのことで郡山市役所から駆除の要請をされた。
駆除を要請された当日の夜に現場に向かう(2019年 9月 5日)。
現場に到着したときは、周りは暗闇になっていた。
道路わきにある樹木に懐中電灯を当てて状況を確認する。
すると、地上付近の樹洞部分に薄い外皮で目張りがされている。
その目張りの上でスズメバチの十数匹がうごめいている
道路わきの樹木の地上部近いところにある樹洞にスズメバチが巣を作っていることが分かった。
スズメバチは、あたりが暗くなっても しばらくは活動するモンスズメバチだった。
モンスズメバチは、巣がある場所のあらゆる隙間に目張りをする習性がある。
樹洞のすべての面が目張りされ、巣の本体がどこにあるかわからない。
郡山市でスズメバチ駆除の現場
スズメバチが樹洞の全面を目張りしている(郡山市)
先ずは、目張りされた樹洞の全体に殺虫剤をスプレーすることから始めた。
目張りの隙間と思われるところから殺虫剤を注入する。
次に、樹洞に張りめぐらせた目張りをはぎ取った。
すると、地上部近くに巣の本体が見えてきた。
その本体に殺虫剤をかけようとしたときにハプニングがおきた。
殺虫剤をかけようとしたらスプレー缶の噴射ボタンがとれて落ちてしまった。
焦って、新しい殺虫剤のスプレー缶にかえて対応した。
スマートな駆除を目指すが、思いもよらないことが、度々 おこってしまう。
スズメバチの巣に殺虫剤をスプレー(郡山市)
樹洞の目張りをはぎ取って殺虫剤を注入(郡山市)
スズメバチの巣は樹洞の形にあわせて作られていた。
このスズメバチの巣は、がらんとした樹洞のどのくらい上方まで巣を作っているのだろうと興味を持った。
樹洞には広い空間から狭い空間に変わる部分があって、その狭い空間の入り口が、この巣の頂点部分だった。
そこから下の方に樹洞の形にあわせて何層にも巣盤を作っていた。
スズメバチの巣の撤去作業中、周りを飛び回るスズメバチたちがいたので、巣跡に戻るスズメバチ対策を実施した。
スズメバチの巣は7層になっていた。
この時、白いまゆをかぶっている蛹が多く、駆除しなければこれらの蛹は2週間後にはすべて羽化して飛び回ることになっていた。
スズメバチの巣を撤去後の巣跡(郡山市)
駆除したスズメバチの巣(郡山市)
道路わきにある樹木に懐中電灯を当てると、地上付近の樹洞部分に目張りがされていて、その上にモンスズメバチの十数匹うごめいている様子。
樹洞部分の目張全体、および隙間に殺虫剤をスプレー後、目張りをはぎ取って巣の本体が見えてきた様子。
その巣の本体に殺虫剤をスプレーしている様子。
樹洞にある巣盤を取り出している様子。
取り出した巣盤を観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「郡山市でスズメバチ駆除- 道路わきの樹木に近づくと、洞からスズメバチ(Vespa crabro)が飛んでくる!」
モンスズメバチは、樹洞や屋根裏、軒裏天井、小屋の中などの閉鎖空間に巣を作ることが多い。
モンスズメバチの巣がある周辺の隙間という隙間は、すべて目張りされるので巣の本体がある場所やその本体の巣の大きさがわからない。
巣の本体がスズメバチの出入り口から離れたところにあるなど駆除するには、ちょっと面倒なスズメバチだ。
お電話でのお問合せ・ご相談
お電話およびフォームでのハチ・スズメバチに関するお問合せやご相談は年中無休で24時間 ルイワン代表の大類が受け付け・対応しております。いつでもご連絡ください。