〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県郡山市にある小学校でプールの隣に「開かずの間」と呼ばれる木造の小さな倉庫があった。
その倉庫からスズメバチが出入りしているとのこと。
郡山市役所から小学校の倉庫のスズメバチを早急に駆除してほしいと要請された。
郡山市でスズメバチ駆除の現場
郡山市でスズメバチの巣への出入り口
郡山市でスズメバチが巣に出入り
スズメバチの駆除要請があった次の日に現場に向かった(2018年9月5日)。
プールの隣に先生たちが「開かずの間」と呼んでいる倉庫に教頭先生が案内してくれた。
この数年間、誰も開けたことのない倉庫だという。
この倉庫がどのようになっていて、何が入っているかを誰も知らないという。
倉庫の水抜きのために作られた床の隙間からスズメバチが出入りしている。
スズメバチは、モンスズメバチだ。
この隙間から越冬を終えた女王蜂が潜り込み、5月頃から作り始めた巣が倉庫の中にある。
スズメバチの出入りが激しいので、倉庫の中には大きなモンスズメバチの巣があることが予想された。
モンスズメバチはセミを好んで食べるグルメ派のスズメバチだ。
ここは、隣接した林の中でうるさいほど鳴くセミの宝庫なので、モンスズメバチはエサに困ることがなさそうだ。
郡山市で倉庫の中のスズメバチの巣
駆除した郡山市でスズメバチの巣
防護服に着替え、倉庫の鍵もはずして倉庫の中への突入の準備を整える。
倉庫の中がどうなっているのか、スズメバチの巣がどこにあるかもわからない。
倉庫の中からはワ-ンワーンというウナリ声のような不気味な音が聞こえてくる。
「開かずの間」と呼ばれるイメージとスズメバチの「ウナリ声」で恐怖感と好奇心が交錯する。
戸を開けようとすると、長年にわたって放置されていたせいか、なかなか開かない。
「いざ勝負」とばかりに意気込んで一気に戸を開ける。
そして倉庫の中にあるはずのモンスズメバチの巣を探す。
戸を開けると、薄暗い倉庫の中にいきなり光が入るので、モンスズメバチたちが大騒ぎするだろうと覚悟していた。
ところが、スズメバチの反応は、思っていたよりも静かだった。
倉庫の中は、いろんなものが積み重なっていた。
物陰に隠れている巣をさがすのも大変だった。
そして、やっとの思いで巣を探し当てた。
モンスズメバチの巣は、角材が積み上がっていた所に作られていた。
すかさず殺虫剤をスプレーした。
巣を探し始めてから殺虫剤をスプレーするまでに時間がかかり過ぎた。
倉庫の中を飛び回るスズメバチも多くなってしまった。
そこで、巣の撤去後に巣跡に戻ってくるスズメバチ対策も念入りに行った。
駆除したモンスズメバチの巣は、予想していたように巣盤が6層もある大きな巣だった。
モンスズメバチが倉庫の床の付近にある小さな隙間から激しく出入りしている。
中がどうなっているか誰も知らない倉庫の中に、どこにモンスズメバチの巣があるかもわからず突入した。
倉庫の戸を開けて「いざ勝負」とばかりにモンスズメバチの巣を探すが・・・
「郡山市でスズメバチ駆除- 小学校の「開かずの間」、倉庫で蜂の巣駆除!」というタイトルでYouTubeで公開している。
スズメバチの巣が見えていれば、どんなことをしても駆除できると思える。
ところが、見えないスズメバチの巣となると、そのようには思えず不安がつきまとう。
この駆除事例では、巣が見えない不安感とウナルような不気味な音からくる恐怖感、倉庫の中にある巣はどうなっているのだろうという好奇心が交錯していた。
「開かずの間」という異名をとる倉庫から、その呼ばれ方と釣り合うかのようなモンスズメバチの大きな巣を駆除・撤去した。
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