〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
郡山市で町内会のゴミ集積場付近の土手にある小さな穴からスズメバチが盛んに出入りしていて、スズメバチの巣がありそうだった。
そして、現場確認した郡山市役所から「とても危険な状況なので緊急に駆除してほしい」と駆除要請があった。
直ちに現場に向かってスズメバチの巣を緊急に駆除することに(2018年9月4日)。
郡山市でオオスズメバチ駆除の現場
郡山市でオオスズメバチの出入り口①
住宅街の市道のわきに町内会のゴミ集積場があって、その付近の土手にある小さな穴からオオスズメバチが出入りしていた。
ゴミ集積場所からオオスズメバチが出入りするしている場所まで5mほどしか離れていない。
また、市道は通学路にもなっていて、かなり危険な状況だった。
土手にはポッカリと開いた穴があって、オオスズメバチが掘り出した土粒がその穴を起点に流れ出したように集積されていた。
この土粒が流れ出したような集積は、秋になるとオオスズメバチの巣がある場所で見られる特徴だ。
見ている間にも、巣を拡張するために掘った土粒を口にくわえてセッセと運び出しては土手に転がす働き蜂が観察できる。
よく見るとオオスズメバチが出入りする土手の穴は1つではなく、上方にある、もう一つの穴からも出入りしていた。
その上方にある穴を確認すると、その穴には巣の外被があって、その穴の周囲には巣を拡張するために掘り出された土粒が集積していた。
巣の近くで様子を観察しているとオオスズメバチに気づかれ、攻撃してきた。
たまらず撤退すると追いかけてまでも攻撃してきた。
郡山市でオオスズメバチの出入り口②
郡山市でオオスズメバチの巣を駆除中
郡山市で駆除したオオスズメバチの巣
先ずは、出入りする穴に近づき、巣に届けとばかりにオオスズメバチが出入りしていた2つの穴から交互に殺虫剤をスプレーした。
外出から巣に戻るオオスズメバチが次々に加わって激しく攻撃してくるので、粘着板で捕虫しながらの巣の撤去作業となった。
オオスズメバチの攻撃は、先ずは、1m離れた空中でホバリングして標的を睨めつける。
次の瞬間、弾丸のように頭から体当たりしてくる。
ヘルメットをかぶっていたらコーンという音が聞こえるくらいの勢いで体当たりしてくるのだ。
こういうことが駆除中に四方八方から何度も繰り返される。
出入りする下の穴から巣を掘り出そうとするが、巣まで手が届かず、懐中電灯で照らしても巣を確認できなかった。
そこで、上方の穴から巣の撤去作業をすることにした。
上方の穴から手を伸ばすと、巣盤を1枚づつ取り出せた。
撤去した巣は4層になっていた。
9月上旬のオオスズメバチの巣なので、まだ新女王蜂たちは羽化していなかった。
ゴミ集積場付近の土手にある小さな穴からオオスズメバチが出入りし、巣を拡張するために掘り出した土粒が運びだされて堆積している。
駆除および巣を撤去している間にブーンという羽音、カチカチという警告音を立てる多数のオオスズメバチに執拗な攻撃を受ける。
「郡山市でスズメバチ駆除- オオスズメバチの巣!町内会のゴミ集積場付近に!」というタイトルでYouTubeで公開している。
オオスズメバチの駆除の方法として、巣に出入りする穴を塞いでしまうというのはどうだろうと考える方は多い。
土を掘ってまで巣を拡張する力をもつオオスズメバチなので、ヘタに出入り口を塞いだら、うまく駆除できない場合もあるだろうなという疑念も出てくる。
この事例では、一つの穴から出入りしているかと思っていたら、その穴の上方にもう一つの出入りする穴があった。
土が柔らかったり、あるいは自然災害で土手の土が緩んでたりすると、スズメバチが巣に出入りする穴がたくさんできることもあるだろう。
切り株の下の土中にオオスズメバチは好んで巣を作る。
その場合は、切り株の根の張り方に沿って堀りだし作業をすれば、オオスズメバチは容易に出入り口となる穴を作ることができるのではと思う。
オオスズメバチが土に巣を作る場所は、柔かくて掘りやすい土壌であることが多い。
オオスズメバチの出入り口を埋めてしまえば、絶対に他の場所に新たな穴を作り出すことができない場所であれば、出入り口を埋める方法は簡単にできる駆除法なのだろうが・・・
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