〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
「郡山市のおばあちゃんの家に行ったとき、庭のツバキにハチが出入りしているのに気づきました」「そこで、その出入りする場所に近寄ってみると、そこに直径20cmほどのボール状の蜂の巣がありました」。
「おばあちゃんの家の庭にある巣なので、早急に駆除して欲しい」とご依頼されました(2018年8月20日)。
郡山市でスズメバチの巣を生け捕る現場
生け捕るスズメバチの巣(郡山市)
福島県郡山市で庭木のツバキに作っていたスズメバチの巣を実験材料提供のために生け捕ってみました。
大手企業の研究所から生け捕りしたスズメバチの巣が欲しいとお願いされていたのです。
庭木のツバキに作っていたスズメバチは、性格がおとなしいコガタスズメバチでした。
ツバキの枝葉を巻き込んで作られたコガタスズメバチの巣でしたが、慎重に作業を進めれば巣ごと生け捕ることができそうでした。
スズメバチの巣を生け捕り中(郡山市)
スズメバチの巣の生け捕りに成功(郡山市)
郡山市で生け捕りしたスズメバチの巣
生け捕りは、巣の中にいるコガタスズメバチを麻酔剤で眠らせた後に巣を庭木から切り離し、容器に収納するという方法で行いました。
麻酔剤としては、エーテルが最適です。先ずは、巣穴と同じくらいの大きさの綿球にエーテルをしみこませました。
ピンセットを使ってその綿球で巣穴をふさぎ、巣の中からスズメバチが出てこないようにします。
さらにエーテルをしみこませた綿球を巣の中に押し込むと同時に巣穴をふさぐために、新たな綿球をピンセットを使って巣穴に押し込みます。
巣の中に入った綿球からエーテルが蒸散して巣内に拡散し、スズメバチに麻酔効果を発揮します。
しばらく放置すると、ガーガーとスズメバチたちが騒ぐ羽音が巣内から聞こえてきます。エーテルに巣内のスズメバチが一斉に反応し始めたのです。
数分ほど放置すると巣内からほとんど音が聞こえなくなります。こうなると麻酔効果が十分に発揮している証拠です。
続いて、スズメバチの巣の撤去作業を開始します。ツバキの枝葉を巧みに取り込んで作られた巣を切り離す作業です。
枝葉を慎重に鋏で剪定してゆきます。ここでスズメバチの巣を少しでも壊したら、そこからスズメバチが次々に巣の外に出てきてしまいます。
スズメバチの巣を壊すことなく、順調にツバキから切り離すことができました。この作業を通して多くの枝葉を巧みに利用して巣を作っていることがわかります。
庭のツバキに作ったコガタスズメバチの巣を上手に生け捕る過程を撮った動画です。
「郡山市でスズメバチ駆除- スズメバチの巣を生け捕る方法!」というタイトルでYouTubeで公開しています。
スズメバチの巣を生け捕る過程で巣を壊してしまうと生け捕りどころではない状態になります。巣が壊れた部分から巣内にいたほとんどのスズメバチがあれよあれよと出てきてしまうのです。
巣が壊れたとしてもエーテル麻酔が十分に効いていれば、このようなことも防げそうですが、巣の中にエーテルをうまく拡散させるのが難しいのです。
焦らず、じっくりと構えて生け捕り作業を進めて行くことが肝要です。巣が壊れてスズメバチが飛び回ってしまうことも考慮して作業を進めていきました。
この事例では巣を壊さずに順調にコガタスズメバチの巣を生け捕ることができてホッとしました。性格がおとなしいコガタスズメバチではうまく生け捕れましたが、それよりもはるかに凶暴なキイロスズメバチの巣を生け捕るのは、かなり難しく苦労しそうです。
実験材料を確保するためにスズメバチの生け捕りの方法も現状に満足せずに考案してゆこうと思います。難しくて苦労するところにスズメバチの巣を生け捕る面白さを感じます。
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