〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県川俣町で玄関の前にある大きな木に蜂の巣を今朝 見つけた。
巣を狙って殺虫剤をかけたが、ハチが逃げて行ってしまった。
心配なので駆除してほしいとのご依頼を受けて、直ちに現場に急行した(2019年7月10日)。
庭にある大きな木の高さ4mほどある枝に蜂の巣はぶらさがるようにして作られていた。
蜂の巣は、コガタスズメバチの女王蜂が単独で作り上げた典型的な逆とっくり型をした初期巣だった。
女王蜂が巣の中にいるのかどうかはわからないが、殺虫剤を巣の中に吹き込めば、女王蜂が留守でなければ出てくるはずと考え、駆除作業を進めた。
川俣町でスズメバチ駆除の現場
川俣町でスズメバチ駆除の現場
スズメバチの巣の下に脚立を設置して、そこから駆除を開始する。
先ずは、とっくり型の巣の筒状になっている巣穴をねらって殺虫剤を下方からスプレーする。
巣の中に女王蜂がいれば、巣の外に出てくるはずだが出てこない。
女王蜂がたまたま外出しているのかもしれないので、しばらく待つことにした。
なかなか女王蜂は戻ってこないので、撤去作業を開始し、巣がついている枝を剪定ばさみで切り取った。
スズメバチの巣の巣穴から殺虫剤を注入(川俣町)
スズメバチの巣がついている枝を剪定中(川俣町)
撤去した巣を解体して巣の状況を見てみることにした。
巣の状況は、もう少しで働き蜂が羽化して成虫になって出てくるところだった。
今朝、殺虫剤をかけた時の状況を聞くと、女王蜂に殺虫剤が確実にかかっている様子だった。
結局、殺虫剤をかけられて逃げて行った女王蜂は、巣に戻ってくることはなかった。
殺虫剤がかかった女王蜂は、時間とともに殺虫剤が効いてきて、どこかで死んでいるだろう。
スズメバチの巣を撤去(川俣町)
駆除したスズメバチの巣(川俣町)
玄関の前にある大きな木に逆とっくり型をしたスズメバチの巣がぶら下がっている様子。
とっくり型の巣の筒状になっている巣穴をねらって殺虫剤を下方からスプレーしている様子。
巣がついている枝を剪定ばさみで切り取っている様子。
駆除した巣を解体して巣の中を観察している様子。
これら一連の様子を動画で紹介する。
「川俣町でスズメバチ駆除- 庭の大きな木に蜂の巣!殺虫剤をかけてみたが?」
コガタスズメバチの巣が逆とっくり型をしている限りは、成虫は女王蜂だけで働き蜂は まだ羽化していない。
働き蜂が羽化していれば、細い筒状の部分がかじり取られてなくなって丸い巣になる。
このような逆とっくり型の状態の巣では、女王蜂に殺虫剤がうまくかかれば、あとは成虫がいなくなった巣を撤去すれば駆除は完了する。
たとえ女王蜂に逃げられたとしても、殺虫剤が女王蜂にかかっていれば、女王蜂は殺虫剤が徐々に効いてきて、どこかで死ぬことになる。
コガタスズメバチの巣が、まだ逆トックリ型の巣の状態であれば、成虫は女王蜂だけなので、駆除は難しくはない。
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