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福島県川俣町で中学校の校舎の解体が行われていた。
その校舎の解体現場で屋上にある電気ボックスの中からスズメバチが出入りしているとのこと(2018年9月8日)。
スズメバチの駆除をしないと解体作業が進められないとのこと、さっそく現場に行くことに・・・
校舎の屋上まで行って、電気ボックスを確認する。
小さな電気ボックス(25cm×40cmほどの大きさ)だった。
しばらくボックスを見ていたが、スズメバチの出入り少ない。
スズメバチはキイロスズメバチだった。
ボックスの下の方からスズメバチたちは出入りしているようなので、よく観察した。
電気ボックスに電線を引き込めために開いている穴の隙間からスズメバチたちは、中の巣に出入りしているようだ。
川俣町でスズメバチ駆除現場の概況
スズメバチの出入り口の隙間(川俣町)
見えないスズメバチの巣は、スズメバチが騒ぎ出さないように上手に駆除しないと面倒なことになる。
電気ボックスの扉を開けて、直ちに巣穴を探し、そこから殺虫剤を注入しようと考えていた。
ところが、電器ボックスの扉を開けようとしても、どうしても開かない。
その作業でモタモタしていたら、電器ボックスの中の巣を刺激してしまった。
スズメバチたちは、電気ボックスの巣への出入り口としていた穴の隙間から次々に飛び出してきた。
思いもかけないミスで、あわててスズメバチが出てくる出入り口に殺虫剤をスプレーする。
残念ながらスズメバチが少し騒ぎ始めてからの駆除となってしまった。
スズメバチの巣の中に殺虫剤を注入(川俣町)
スズメバチの巣で電気ボックスがいっぱい(川俣町)
電器ボックスの扉も何とか開けると、ほぼ電気ボックスいっぱいに大きくなったキイロスズメバチの巣が現れた。
巣が露わになったところで、殺虫剤を巣内にスプレーする。
もう少しキイロスズメバチの巣が大きかったら、今回のような作業ミスは、そこら中をところ狭しとスズメバチが飛び回るという事態を引き起こしていただろう。
そんなに大きなキイロスズメバチの巣でなかったので素直に良かったと思う。
駆除したキイロスズメバチの巣は3層しかなく、9月のキイロスズメバチの巣にしては小柄すぎるほどだった。
日中の駆除なので、巣に戻ってくるスズメバチもいることから、その対策はしっかりと行った。
スズメバチの巣の駆除・撤去跡(川俣町)
駆除したスズメバチの巣(川俣町)
キイロスズメバチが電気ボックスの中に電線の引き込むために開けられた穴の隙間から入ってゆく。
電気ボックスの扉がうまくあけられずに戸惑っている間に、電気ボックスの中からスズメバチが次々に飛び出してくる。
そして、電気ボックスの扉を開けたとき、ほぼボックスいっぱいに大きくなったキイロスズメバチの巣が露わになる。
「川俣町でスズメバチ駆除- 校舎の解体現場で電気ボックスに蜂の巣!」というタイトルでYouTubeで公開している。
キイロスズメバチの9月の巣は、駆除をしていると怖くなって怖気づくことがある。
特に見えない巣の駆除は、格段に怖い。
スズメバチたちの行動の一部始終が見えず、見えた時には攻撃されているからだろうか。
さらに、活動ピークの巣なので、スズメバチの数も多いからたまったものではない。
この現場のスズメバチは、小柄すぎるほどの巣だった。
そのため、見えない巣に刺激を加えてしまったミスも駆除には大きな影響を与えなかった。
スズメバチが騒ぎ出す前に駆除が完了していることが、スズメバチ駆除の極意だとミスって改めて思う。
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