〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
鏡石町のお宅でテラスの縁側で猫ちゃんとひなたぼっこしてたら、ハチが飛んできた。「ハチはどこに行くのだろう」と上を見上げたら、テラスの天井に蜂の巣があった。
蜂の巣は、大人のこぶしくらいの大きさで筒状になっている。巣には、ハチが1匹だけしかいないようだとのこと。
お客様からお話を伺いして、ハチはコガタスズメバチであること、5月中旬なので越冬を終えたばかりの女王蜂が単独で巣作りをしている状況であること、そして駆除する場合の電話見積もり額をお伝えした。
スズメバチの駆除料金の電話見積り額が了承され「自分では怖くて駆除できないからお願いします」とのことでご依頼された(鏡石町、2018年5月17日)。
スズメバチは、テラスの天井に巣を作りを始めたコガタスズメバチの女王蜂だった。コガタスズメバチは開放的な場所に巣を作ることが多く、軒下やテラスの天井などに作った巣は見つけやすい。
一方、庭木・生垣・樹木に作っている巣は、枝葉に隠れてしまうので見つけにくい。いずれにしてもコガタスズメバチの巣を発見は、飛んでいるスズメバチを見つけることから始まることが多い。
越冬を終えたコガタスズメバチの女王蜂は、福島県では5月上旬頃から単独で巣作りを始める。コガタスズメバチの女王蜂が単独で作る巣の完成形は、逆トックリ型をしている。
この駆除事例の巣は、トックリの細い先端部分が、これから作られる予定だった。まだ完成途上の巣だったので巣の中が丸見えだった。
駆除は巣の中が丸見えなので、中にいる女王蜂を目がけて殺虫剤をスプレーした。
トックリ型の細い部分ができあがっていると巣の中が見えないため、巣の中に殺虫剤を確実に届ける工夫が必要となる。
駆除した巣の中は、女王蜂が産んだ卵でほぼ満室だった。
卵から孵化した幼虫がいなかったこと、卵の期間が1週間ほどであることから、巣作りは1週間ほど前から始まったばかりと推定される。
駆除した軒下の引っ越し巣の中には女王蜂がいた。引っ越し巣の育房室は、女王蜂が産んだ卵とふ化したばかりの幼虫で満室だった。卵の期間が1種間くらいなので引っ越してきてから10日前後の巣だと推測できる。
鏡石町でテラスの天井に作られたコガタスズメバチの巣、巣作りに励む女王蜂の姿、および駆除シーンを動画で紹介する。
「鏡石町でスズメバチ駆除- テラスでひなたぼっこしてたらスズメバチが・・・」
コガタスズメバチの女王蜂が作る初期巣(逆トックリ型の巣)はこぶし大であるが、放置すると秋には最大でバレーボールの大きさになる。逆トックリ型の巣が何だろうと思いながら放置すると、みるみるうちに大きくなって手をつけられなくなる。
逆トックリ型の巣はコガタスズメバチの女王蜂が作った初期巣なので、迷わずに駆除することである。巣が逆トックリ型であるうちは、まだ働き蜂が成虫として誕生していない証である。
働き蜂が羽化して成虫になって出てくると、真っ先にトックリ型の細い先端部分がかじられる。そのようになったら、働き蜂が羽化している証だから、働き蜂もいるということを考慮して駆除をすることになるのでちょっと駆除の難易度が高くなる。
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