〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島県泉崎村の教育委員会からスズメバチ駆除の緊急要請がきた。通学路沿いにあるスギの木にスズメバチが巣を作っている。
スズメバチの巣は、高さ10~12mほどの高所に作られていて、直径50~60cmもある大きな巣だとのこと。スギの木のまわりには、枝払いで落としたスギの枝葉が堆積されていて足場も悪いと。
高所作業車などの重機は入ることができない場所だという。そのようなスズメバチ駆除には極めて難しい状況だけれど駆除ができるかとのことだった。
もちろん、このスズメバチの巣は駆除できるという返事で現場に向かうことになった(2018年9月19日)。
スズメバチ駆除の現場は、通学路沿いにスギ林があって、その中にある1本のスギの木にスズメバチの巣があった。スズメバチは、凶暴なキイロスズメバチだった。
高さ10mくらいの場所の枝葉を利用して直径50cmほどの大きな巣を作っていた。9月中旬というキイロスズメバチの活動最盛期の巣なのでスズメバチたちはブンブンと巣を出入りしていた。
スギ林の地面には枝打ちした枝葉があちらことらに乱雑に堆積され足場が悪い。これでは、足場が悪くて高所作業車が使える場所ではない。
しかしながら、ルイワンの独自の方法であれば駆除できると確信し、直ちに駆除を始めることにした。
泉崎村でスズメバチの巣(矢印)駆除の現場
泉崎村でスギの木の高所に作ったスズメバチの巣
先ずは、高所にあるスズメバチの巣の中に確実に殺虫剤を注入して、巣の中にいるスズメバチの成虫を殺した。
その後、巣の撤去作業に入って、スギの枝葉に絡みつくように作られたスズメバチの巣をはがして取るのに悪戦苦闘してしまった。それでも時間はかかってしまったが、なんとかスズメバチの巣を撤去できた。
巣跡に戻ってくるスズメバチもいるので、もちろん戻り蜂対策も独自の方法で行った。
泉崎村で高所のスズメバチの巣に殺虫剤を注入
泉崎村でスズメバチの巣を駆除撤去後の巣跡
撤去した巣からは越冬を終えたキイロスズメバチの女王蜂が単独で作り始めた初期巣の痕跡も残っていた。この初期巣は単一色で巣の頂上部にあるのが特徴だ。
この初期層があったということは、このスギの枝に作った巣は、女王蜂が作った初期巣を働き蜂たちが大きくしていったことを物語っている。このスギの木に作った巣は、キイロスズメバチの引っ越しによって作られた巣ではないことがわかった。
また、この巣は作り始めてから、どのくらい経った巣なのだろう。この巣は5月から作り始まったとして5か月前くらいから作り始まったことがわかる。
大きな巣の中にあった巣盤には、産み付けられた卵や、まだ小さな幼虫が目立っていた。まだ9月中旬であるから、この卵や幼虫が大きくなって成虫になって出てきたころには、とんでもない数のスズメバチが飛び回っていただろう。
駆除したスズメバチの巣に初期巣の痕跡(矢印)
泉崎村で駆除したスズメバチの巣
通学路沿いにあるスギの木の高所に大きなキイロスズメバチの巣が作られている。そのハチの巣を駆除する主な過程を撮影した。
また、蜂の巣を解体して巣の中を観察した。それらのことを動画で紹介する。
「泉崎村で蜂の巣駆除- 危険!スズメバチの巣が道路沿いのスギ林の高所に!」
9月のキイロスズメバチの巣はとても危険だ。近くにキイロスズメバチの巣があると、予想外のことが起こって刺される危険性もはらんでいる。
オオスズメバチがキイロスズメバチの大きな巣の中にいる幼虫や蛹をねらって襲うこともある季節でもある。オオスズメバチに襲われた巣は、極端に神経質になって警戒心が強くなって凶暴性も高まって危険な状況になる。
キイロスズメバチの場合、繁殖期になると高い木の周りを飛び回る習性がある。高い木にキイロスズメバチの巣があったりすると、様々な所から集まってきた雄蜂たちが、その木の周りをものすごいスピードで飛び回ることもある。
このようなキイロスズメバチの習性を知らないと怖さだけが残ってしまう。
ここで実施したルイワン独自の駆除方法は、足場が悪くとも、直ちに駆除を実行できる利点がある。それも驚く低料金で高所のスズメバチ駆除ができる大きな利点がある。
高所に作られたスズメバチの巣を直ちに駆除したい方は、ルイワンにお問い合わせください。
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スズメバチの専門家として「スズメバチの生態」を解説しています。