石川町で物置の軒下に作った巨大なスズメバチの巣を駆除！

先ずは、スズメバチの巣を照らして駆除作業をするため、懐中電灯を地面に設置します。次に、軒下にあるスズメバチの巣近くの下方に脚立を設置します。防護服に着替え、駆除道具を持ってスズメバチの巣まで５ｍのところまで近づきました。すると、スズメバチが少し騒がしくなって、その異変を察知したスズメバチたちが巣の中から巣の表面に出てきました。それらのスズメバチたちは、巣の表面を激しく動き回る興奮状態になりました。

この現場に来る前にスズメバチ駆除をしたので、その駆除作業中にスズメバチが警報フェロモンを防護服につけたようです。キイロスズメバチの巣から５～１０ｍほど離れていても防護服に付着した警報フェロモンの匂いが巣の表面にいるスズメバチたちに届きます。

このようなスズメバチが興奮している光景は、なんども経験してきました。スズメバチが落ち着くまで しばらく放置して、静まったところで一気に駆除を進めることにしました。

しばらく放置してスズメバチの動きが静まったところで、脚立に一気に上がって、片手に持った殺虫剤を巣の表面にいるスズメバチをねらって噴射します。同時にもう一方の手には殺虫剤に装着したノズルを使ってスズメバチの巣の中に殺虫剤を注入しました。これで、巣の表面と巣の中のスズメバチを同時に駆除できます。

 続いて、ネットを使って軒下にぶら下がる巨大な巣を もぎ取るように撤去します。撤去後に軒下に残った巣の残渣をヘラで削り取ります。念のために、駆除作業中に逃げたスズメバチが巣跡に戻った時の対策として独自の方法で巣跡を処理しました。

撤去したキイロスズメバチの巣を解体しました。巣盤は７段で巣盤には蛹が入った白い繭が目立っていました。これがキイロスズメバチの活動最盛期の９月中旬の巣です。駆除するにも最も怖い時期のキイロスズメバチの巣です。