〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
猪苗代町で太陽光発電のパネルの下に大きなハチの巣が作られていました。
草刈りをお願いした方が大きな蜂の巣を1週間前に駆除してくれました。
ところが、近くに新たな蜂の巣が作られているということで駆除を依頼されました(2019年10月1日)。
パネルの下には、1週間前に駆除した大きな巣と、そこから5mほど離れて小さな巣の2つの蜂の巣がありました。
スズメバチは、両方ともコガタスズメバチです。
大きな巣は、直径20cmほどの大きさでコードにぶら下がるように作られていました。
スズメバチの出入りは、なさそうです。
猪苗代町でスズメバチ駆除の現場
スズメバチの大きな巣(猪苗代町)
小さな巣は、コードに新たに作り始まったばかりの蜂の巣でした。
育房室が2~3個ほど作られ、長さ10cmほどの三か月型の奇妙な形をしています。
そして、数匹のスズメバチが蜂の巣の上に群がっていました。
スズメバチの小さな巣と大きな巣(猪苗代町)
スズメバチの小さな巣(猪苗代町)
小さい巣の方から駆除を始めました。
駆除は、殺虫剤を使わずに粘着板で捕虫することにしました。
粘着板を蜂の巣にかぶせるようにして捕虫しました。
蜂の巣からスズメバチが飛び立つたびに、蜂の巣に粘着板をかぶせることで捕虫がうまくゆきました。
そして、蜂の巣は手で簡単に撤去できました。
スズメバチの小さな巣を粘着板で駆除(猪苗代町)
スズメバチの小さな巣を粘着板で駆除(猪苗代町)
次に大きい巣の駆除を行います。
コガタスズメバチの巣では、巣穴から監視役のスズメバチの顔が見えるのが普通です。
ところが、この大きな巣では、その監視役のスズメバチもいませんでした。
蜂の巣の巣穴から殺虫剤を吹き込んでも、蜂の巣の中では騒ぎ出すスズメバチもおらず静かでした。
その蜂の巣を撤去して、解体しました。
蜂の巣の巣盤は3層になっていました。
蜂の巣内では、生きているスズメバチが、ほとんどいないような様子でした。
大きな巣を1週間前に駆除しましたが、その駆除で生き残ったスズメバチが新しい小さな蜂の巣を作っていたようです。
スズメバチの大きな巣を殺虫剤で駆除(猪苗代町)
駆除したスズメバチの大きな巣(猪苗代町)
猪苗代町で太陽パネルの下に大きな巣と小さな巣が5mほど離れた場所に作られている様子。
小さな巣の奇妙な形、および小さな巣を駆除する様子。
1週間前に駆除した大きな巣の様子、および大きな巣を駆除している様子。
大きな巣を解体した内部観察から、大きな巣を駆除したときに生き残った巣が小さな蜂の巣を作ったと判断した様子。
これら一連の様子を動画で紹介します。
「猪苗代町でスズメバチ駆除- 太陽光発電のパネルの下に作られた2つの蜂の巣?」
コガタスズメバチの巣を駆除した時に中途半端な駆除をすると、生き残ったスズメバチたちによって新たな蜂の巣が作られることを教えてくれる貴重な事例です。
この新たな小さな巣には、女王蜂はいませんでした。
女王蜂がいなくても、働き蜂だけで新たな蜂の巣を作り始めていました。
その新たに作り始まった蜂の巣は、三日月型という奇妙な形をしていました。
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