〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
隣の方が中二階にスズメバチの巣を発見したとのこと。見上げてみると確かに直径20~30cmくらいの大きな蜂の巣あります。アシナガバチの巣があることは見ていたのですが、スズメバチの巣があることには気づきませんでした。
電話帳(タウンページ)の中で福島市に受付センターがあるというハチ駆除会社に電話をしました。この電話で受け付け後、その会社関連の業者から電話がかかってきました。その業者は栃木だそうで駆除料金は30,000円~50,000円(税抜?)とのこと。
その駆除料金のお話を聞いた第一発見者の隣の方が高すぎるとルイワンを紹介していただきました。この隣の方は2年前にルイワンに駆除を依頼された方でした。
電話で以下のようなことをお客様にお伝えしました。「4月なので大きなスズメバチの巣は空っぽなので、ご自分でも巣を撤去することはできます」「ごくまれに、アシナガバチやスズメバチが数匹ほど越冬していることがあります」「巣の中にハチがいることが怖かったら、物干し竿で少しづつ様子を見ながら壊せば大丈です」「それでも巣を撤去してほしいとなるとスズメバチの巣の撤去料金は総額で11,000(税込)になります」
説明後、巣の撤去を依頼をされたので、たただちに福島市の現場に向かいました(2021年4月12日)。スズメバチの巣は巣の大きさからコガタスズメバチと推定しました。
福島市の現場では、中2階の軒下に直径25cmほどのコガタスズメバチの巣がありました。コガタスズメバチの巣は、昨年に作られものでした。
コガタスズメバチの巣としては最大級の大きさになっていました。軒下には窓があって、そこから顔を出してでも巣を撤去できそうでした。
駆除の服装は、防具服は着用せずに軍手と作業着姿、運動靴です。スズメバチの巣の中は空っぽです。いたとしても数匹の越冬中で動きが鈍いので容易に対処はできると確信しているからです。
脚立を使えば簡単に屋根に上がれたので、屋根に上がってスズメバチの巣を撤去しました。最初からネットでスズメバチの巣を丸ごと取ります。ハチやその他の生き物は撤去作業中に出てきませんでした。殺虫剤を使うこともありません。
撤去したコガタスズメバチの巣を解体して観察します。
コガタスズメバチの巣は4層になって最大級の大きさになっていました。巣の底には10匹ほどの働き蜂の死骸がありました。また、下層には繭の中で死んだ蛹が数匹いました。これで、スズメバチの働き蜂が越冬できないことが分かります。生きた越冬中のアシナガバチやスズメバチが出てくることはありませんでした。
中二階の軒下に4月に見つけた大きなコガタスズメバチの巣を撤去している様子を紹介しています。コガタスズメバチの巣を解体して、巣の中の状況を観察しています。これらのことを動画で紹介します。
『福島市でスズメバチ駆除- 4月に大きな蜂の巣を発見!駆除してほしい?』
スズメバチの生活史を知っていれば、発見したスズメバチの状況は分かります。年を越した冬になると、ときどき大きくなった蜂の巣を駆除してほしいとのお問い合わせをいただきます。その度ごとにスズメバチの生活史を説明することから始まってご自分で撤去する方法も提案しています。その説明を聞かれた方は、それでも撤去してほしいという方は少なく「やってみます」という方がほとんどです。おそらく ご自分でスズメバチの巣を撤去されているのだと思います。
わたしに電話されていない方は、他の業者さんに依頼して明らかに空っぽの蜂の巣を高額料金(高額と思うかは人それぞれですが)で撤去してもらっているのでしょうか。
わたしは、ハチの専門家、そしてハチ駆除の専門業者として福島県の皆様に少しでも有益な情報と駆除業界で起きている事実を正確に伝えてゆきたいと考えています。
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