〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島市の工事現場で倉庫の軒下に直径10cmほどのスズメバチの巣がある。
誰かがスズメバチに刺されたら大変、早急に駆除してほしいとのこと。
「スズメバチの巣は、キイロスズメバチの引っ越し巣だろう」と伝え、現場に向かう(2018年7月18日)。
現場は、福島市といえども、かなり山の中に入ったところにあった。
スズメバチの巣は、予想どおりキイロスズメバチの引っ越し巣だった。
越冬を終えた女王蜂が最初に作り始めた巣である引っ越し前の巣(母巣)が、家族が増えて手狭になったので引っ越してきた巣だ。
高さ7mほどの倉庫の軒下に直径15cmほどのスズメバチの巣が作られていた。
工事現場は不便な場所にあることが多く、高い場所に作ったスズメバチの巣でも持っている器材だけで直ちに駆除することが求められる。
工事現場でルイワンが施工するスズメバチ駆除は、どんな駆除であろうと独自に考案してきた技術と長年にわたってこなしてきた実績がある。
この倉庫の高所の軒下にあるスズメバチの巣も簡単に直ちに駆除できると判断した。
引っ越し巣があれば、引っ越し前の巣(母巣)も近くにある。
引っ越し前の巣が近くにあったら危険なので、倉庫の周辺を探し、倉庫裏側の壁にあるのを見つけた。
その引っ越し前の巣は、不定形で壁に盛り上がるように作られていた。
しばらく観察していると倉庫の基礎に近い壁の構造的な狭い隙間からスズメバチたちが潜り込んでゆく。
この隙間を出入り口にして壁の中に巣を作っているようだった。
先ずは、倉庫の軒下にあるスズメバチの引っ越し巣の中に確実に殺虫剤を注入した。
続いて引っ越し巣を撤去した。
その後、巣跡に来るスズメバチ対策もしっかり実施した。
スズメバチの引っ越し巣を解体すると、サナギになる直前の大きな幼虫もいたので、3週間前に引っ越してきたと推定した。
女王蜂も引っ越し巣の中から出てきた。
次に倉庫の壁の中に作られた引っ越し前の巣(母巣)を駆除する。
倉庫の壁を壊さずに駆除して欲しいとのことで、蜂の巣は取り出せないが、独自の方法で倉庫のどこも壊さずにスズメバチを駆除した。
先ずは、出入り口となっている壁の隙間から壁の中のスズメバチの巣に届くように殺虫剤をスプレーする。
その後、壁の外部にあふれ出している外皮を取り除くと、そこには巣盤はなく、引っ越し前の巣の本体は壁の中にあった。
懐中電灯で照らして壁の中を のぞき込むと壁の中に巣が見えた。
さらに、壁の中にあるスズメバチの巣を確実に駆除するために、複数の駆除法を組み合わせて処理した。
福島市の工事現場で倉庫の軒下に作っていたキイロスズメバチの引っ越し巣の様子。
その倉庫の裏側に回って見つけた壁の中にあった引っ越し前の巣(母巣)の様子。
引っ越し前の巣(母巣)を駆除する様子。
それらの一連の様子を動画で紹介する。
「福島市でスズメバチ駆除- 工事現場で倉庫の軒下にスズメバチの巣!裏にも壁の中に巣!」
キイロスズメバチの引っ越しが始まる7月は、刺される危険度、あるいはスズメバチ駆除するのにも やっかいな時期である。
キイロスズメバチの引っ越し時期は、隠れた場所に作られている引っ越し前の巣(母巣)にも働き蜂たちが行き来する。
この隠れた場所に巣を作っていることに気づかずに刺激してしまい、スズメバチに襲われて刺される事故が起こる。
さらに、引っ越し巣を駆除しても引っ越し前の巣(母巣)で羽化してくる働き蜂たちによって巣を再生されることもある。
この現場では、引っ越し前の巣(母巣)が近くにあったら危ないと思い探索したら、すぐ近くに見つけることができた。
これで、この工事現場のキイロスズメバチによる刺傷被害は、ほぼ完ぺきに回避できる。
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