〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
福島市の工事現場で土手の地中からスズメバチが出入りしている。
しかも5mほどの距離をおいて、2か所からスズメバチが頻繁に出入りしている。
スズメバチは2~3cmほどの大きさで黒っぽいとのこと。
状況からしてモンスズメバチがヒメスズメバチと推測して現場に向かう(2018年7月10日)。
福島市の工事現場の雑草が生えた土手に出入りしていたスズメバチは、モンスズメバチだった。
スズメバチの出入りする場所は2か所あって、その間の距離は5mほどあった。
スズメバチが出入りする場所には、それぞれ直径5cmくらい穴があっった。
スズメバチは、その穴を土の中の蜂の巣への出入り口にしていた。
この2つのスズメバチの巣を「スズメバチの巣(その1)」「スズメバチの巣(その2)」と分けて説明する。
「スズメバチの巣(その1)」への出入り口からは、スズメバチが激しく出入りしていた。
一方「スズメバチの巣(その2)」からは、スズメバチの出入りが少なかった。
引っ越し巣があれば、引っ越し前の巣(母巣)も近くにある。
引っ越し前の巣が近くにあったら危険なので、倉庫の周辺を探し、倉庫裏側の壁にあるのを見つけた。
その引っ越し前の巣は、不定形で壁に盛り上がるように作られていた。
しばらく観察していると倉庫の基礎に近い壁の構造的な狭い隙間からスズメバチたちが潜り込んでゆく。
この隙間を出入り口にして壁の中に巣を作っているようだった。
防護服に着替えて「スズメバチの巣(その1)」の出入り口に指を入れるとモグラが掘ったようなトンネルの感触があった。
モンスズメバチは、そのトンネルを利用して巣を作っているのだろう。
そこで、トンネルを壊さないようにして丁寧に掘り進めて行くことにした。
ところが、トンネルに沿って掘っても掘っても地中の蜂の巣に、なかなかたどり着かない。
50cmほど掘り進めたところで、トンネルからスズメバチが出てきた。
近くに巣があると判断してトンネルの中に殺虫剤をスプレーした。
そこから10cmほど掘り進めると、やっとスズメバチの巣を見つけた。
掘り出したスズメバチの巣は、1層で直径10cmほどで思っていたよりも小さかった。
次に「スズメバチの巣(その2)」の駆除を開始する。
「スズメバチの巣(その2)」では、土中のトンネルがどの方向あるのかわかりにくく掘りにくかった。
迷いながら掘ってゆくうちにトンネルの奥からモンスズメバチが出てきたので、巣がある方向が見えた。
あとは、ひたすらトンネルに沿って掘り続け、トンネルからスズメバチが出てくれば、その出てきた方向に掘り進めた。
蜂の巣に近づいたときにトンネルの奥の方から轟音が聞こえてきたので、そのトンネルの方向に殺虫剤をスプレーした。
そして、掘り進め「スズメバチの巣(その2)」にも やっとたどり着くことができた。
「スズメバチの巣(その2)」は、出入り口から50cmほど掘り進めたところにあった。
このモンスズメバチの巣は、1層で直径8cmくらいの大きさで、蜂の巣からは女王蜂も出てきた。
駆除後に外出から巣跡に戻ってくるスズメバチ対策は独自の方法で実施した。
福島市の工事現場にある土手でモンスズメバチが2か所から出入りしていた様子。
スズメバチの出入り口からスズメバチの巣が見つかるまで掘り進めて駆除・撤去する様子。
これらの一連の様子を動画で紹介する。
「福島市でスズメバチ駆除- 工事現場の土手に出入りするスズメバチ!それも2か所から!」
モンスズメバチが土の中に作った蜂の巣は、これまでに何度も駆除してきた。
モンスズメバチは、モグラが掘ったようなトンネルを利用して蜂の巣を作っていることが多く、出入り口から離れた場所に蜂の巣を作っている。
そのため、トンネルを壊さないように掘り進めなければならず蜂の巣を探すのに苦労する。
モンスズメバチは、キイロスズメバチに次いで危険だと評価されている。
チャカチャカと動きが速く、ちょっと怖い。
土の中、お墓の中、屋根裏、軒天など閉鎖的な場所に巣を作ので、やっかいなスズメバチだ。
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