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会津若松市で床下の通気口からスズメバチが出入りしている。1週間前に目撃してから気になっている。
スズメバチが出入りする通気口は玄関のすぐ近くにある。まだ小さい子供が刺されるのではないかと心配だとのこと。
電話で「スズメバチの種類は見ないとわからないが、スズメバチの女王蜂が床下に蜂の巣を作り始めているのかもしれない」と説明した。
電話で提示した見積金額が了承されて駆除することになった。双方の日程を調整してスズメバチ駆除にうかがった(会津若松市、2018年6月21日)。
現場に到着してスズメバチの出入りを確認するため、ひたすら待つことにした。
床下の通気口からスズメバチが出てくるのを1週間前から何度も目撃したとのこと。その状況から判断して間違いなく床下に蜂の巣を作っているはず。
なかなかスズメバチが現れないので、あきらめかけていた。待つこと1時間、スズメバチがやっと来た。
お尻が黒くて身体が大きいのが特徴であるヒメスズメバチだ!
ヒメスズメバチはアシナガバチの幼虫やサナギを主食としている。そのため、その主食の確保ができるようになってから巣作りを始めるから巣作り開始は遅い時期となる。
6月21日、まだヒメスズメバチの巣は小さく、蛹まで成長したものがいないと推定した。
1時間と長時間も待たされたので、女王蜂が戻ってきたら確実にしとめようと待ちかまえていた。
戻ってきたヒメスズメバチの女王蜂を、床下の通気口に入る前に粘着板で捕虫しようとした。ところが、戻ってきた女王蜂を目がけて振りかざしたが、女王蜂は粘着板を器用にかわして逃げてしまった。
再び待つこと30分、再び女王蜂が戻ってきた。
ヒメスズメバチの女王蜂は、口に巣材をくわえている。ヒメスズメバチの女王蜂が単独で巣作りと子育てに追われていることがわかる。
警戒して女王蜂は、なかなか通気口の中に入ってゆかない。
飛び回っていた女王蜂がブロック塀にたまたま止まった。そこをすかさず粘着板を振りかざし、捕虫した。
飛んでいるよりも止まっているスズメバチの方が、粘着板で捕虫しやすいようだ。
ヒメスズメバチは、床下や壁の中、樹洞など見えない閉鎖的な場所に巣を作ることが多い。さらに、出入りしている場所から遠く離れたところに巣を作ることが多く、巣を発見することは極めてむずかしい。
床下に通気口からマイクロスコープを入れて床下を観察したが、蜂の巣を見つけることができなかった。
いずれにしても、ヒメスズメバチの巣は、それほど大きくなっていないはず。
万が一にも、もうすでに蛹まで成長したものがいた場合を想定して、独自の対策もしっかりと実施した。
また、再びスズメバチが飛び回る事態になったら、無料で再び駆除するというワンシーズン保証をルイワンではしている。
床下の通気口に戻ってくるヒメスズメバチの女王蜂を待ちかまえ、1時間後にやっと現れた女王蜂の様子。
粘着板で女王蜂を捕虫しようとして失敗して逃げられ、30分後に再び現れた女王蜂の様子。
たまたまブロック塀に止まった女王蜂を粘着板で捕虫している様子。
これらの一連の様子を動画で紹介する。
「会津若松市でスズメバチ駆除- スズメバチが床下の通気口から出てくるのを目撃!」
【参考事例】2015年の6月4日に会津若松市で床下の通気口から出入りするヒメスズメバチの女王蜂駆除の事例があったので、その動画を紹介する。
「会津若松市でスズメバチ駆除・蜂駆除-でかいスズメバチが床下の通気口に入ってゆく!」
ヒメスズメバチの女王蜂が通気口から床下に入ってゆくのを見つけ、ハチジェットを通気口から3本分スプレーした。その後、本当に駆除できたか心配で駆除を依頼した。
和室から床下に潜り込んで、通気口付近にゆくと、ヒメスズメバチの女王蜂の死骸を見つけた。さらに、床下の天井にぶら下がる4個の育防室(子供を育てる部屋)を持つ女王蜂が単独で作っていた初期巣も見つけた。
6月4日に会津若松の床下で見たヒメスズメバチの初期巣は、まだ小さかった。通気口から床下に出入りする女王蜂をやっつけるだけでスズメバチ駆除は完了していたことになる。
春先にスズメバチが出入りするのを見つけられたら「究極のスズメバチ駆除」ができる。それは、越冬を終えたスズメバチの女王蜂が単独で蜂の巣を作り始めている時期である。
その時期は、蜂の巣には成虫は女王蜂しかいない。その蜂の巣では、働き蜂たちは、まだ羽化して成虫になっていない。
巣を作り、卵を産み、幼虫に餌を与えている女王蜂をやっつければ、駆除は完了する。これは、まさしく究極のスズメバチ駆除である。
スズメバチの女王蜂が単独で作っている蜂の巣(初期巣)を駆除する場合、女王蜂を駆除するだけでは終わらない場合がある。
それは、女王蜂を駆除した時、初期巣に蛹まで成長したものがいる場合である。
幼虫は女王蜂が餌を与えなければ餓死する。ところが、蛹は餌を必要とせずに、時間が経過すれば羽化して成虫になって外に出てくる。
「究極のスズメバチ駆除」を望むならば、春先に飛んでいるスズメバチがいれば、どこに出入りするかを見定めることである。あるいは、巣作りされやすい場所を春先に監視することである。
女王蜂が作った初期巣で蛹にまで成長したものがいなければ、この時に見つけたスズメバチの女王蜂1匹だけをやっつけれるだけで駆除は完了することになる。
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