〒963-8061 福島県郡山市富久山町福原字境田50-2
会津若松市で3週間前から玄関近くの軒先でスズメバチが出入りしていた。探しても、どこにも蜂の巣が見えない。
いまではひっきりなしにスズメバチが出入りして放置できない。
屋根のトタンと木(軒桁)の隙間からスズメバチが出入りしている。かやぶき屋根にトタンをかぶせてリフォームした家屋とのこと。
「天井裏にでもスズメバチの巣があるのかなぁ」と推測して現場に向かった(2018年7月28日)。
スズメバチは凶暴なキイロスズメバチだった。スズメバチの出入り口は、トタン屋根と軒桁の間にできた構造的な隙間だった。
2つの建物をくっつけるリフォームをしている建物であった。スズメバチが出入りする隙間は、その2つの建物のつなぎ目付近にあった。
スズメバチは、ひっきりなしに出入りして放置できない非常に危険な状態だった。
脚立に上って近距離でスズメバチが出入りする部分を観察する。
スズメバチの出入り口となっている隙間から覗き込むと、奥の方が空隙になっていて蜂の巣は見えなかった。
蜂の巣に戻ってきたスズメバチが、その空隙から潜り込む方向が確認できた。
仕方がないので、蜂の巣が確認できないまま駆除を開始する。
ハチの巣への出入り口から奥の方にあるであろう蜂の巣に届くように方法を工夫して殺虫剤を噴霧した。
どこに巣があるかわからないために、蜂の巣があると推定される複数の場所を目がけて殺虫剤を噴霧した。スズメバチの羽音を頼りに殺虫剤を噴霧し続けた。
スズメバチがおとなしくなったところで次の作業を開始した。
先ずは、蜂の巣があるだろうと推定したトタン板を貼っていた軒裏天井側で、あとで修復ができるように丁寧にトタン板をはずす。ところが、推定がはずれて、その空間にはスズメバチの巣はなかった。
蜂の巣は、当初推定した場所の反対側の軒裏天井にあることが分かった。蜂の巣は、蜂の巣への出入り口から50cmほど奥の軒裏天井にあった。
軒裏天井に小さな穴をあけて巣を取り出した。
軒裏の天井板は老朽化が進んでボロボロになっていた。
駆除後、外出から巣跡に戻ってくるスズメバチがいるので対策をした。
その戻り蜂対策は独自の方法で行った。スズメバチの巣は直径25cmの大きさで4層になっていた。
7月下旬のハチの巣の中は、白いまゆをかぶった蛹が目立っていて、放置すれば危険度はドンドン増してゆく様相をしていた。
スズメバチが屋根のトタンと軒桁の間の構造的な小さな隙間から ひっきりなしに出入りする様子。
その隙間からの駆除を試行錯誤しながら展開している様子。
最終的に軒裏にハチの巣があることが分かって、軒裏に小さな穴をあけてスズメバチの巣を撤去する様子。
これらの一連の様子を動画で紹介する。
「会津若松市でスズメバチ駆除- スズメバチが軒先から出入り!巣は見えない!」
リフォームした家屋の駆除は構造が複雑でスズメバチの巣を駆除することが難しい。このような現場でどこも壊さずに駆除しようと試みた。
釘などを丁寧にはずすと、あとで元の状態に戻そうとすると釘を打ちなおすだけで済む。そのような形で建物をいたずらに壊さないようにスズメバチの巣を駆除している。
最終的には、依頼した方の許可を得て この現場では軒裏に小さな穴をあけて蜂の巣を取り出した。
できるだけ修繕費がかからないようなスズメバチ駆除を心がけている。
正直に言えば、思いつくままに建物を壊してスズメバチの巣を駆除できれば、どれだけ楽だろうなと思うことがある。
そんな時、いつも「建物を壊したら修繕費がいくらになってしまうだろう」という思いがいつも湧きだして「建物を壊さない方法」を模索している。
できるだけ建物を壊さない方法で駆除する技術を磨きたい・開発したいという気持ちを今後も大事にしてゆきたい。
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